霊感を持つ少年少女の話。
茨 如恵留
プロローグ
まるで見えない、感じない。本当にいるのかどうかすら分からない。
現代人にとって幽霊とは、そういう存在だ。
これは、幽霊が本当に視えていて、その存在を肌で感じ、生活の一部としている彼ら彼女らの話。
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