第9話自転車に乗って
僕は別居してから8年間、自炊をしていた。
しかし、作るよりスーパーのお惣菜の方が安くつくと感じて、ここ2年間包丁を握っていない。
料理は得意だ。
色んな料理を作れる。それが、「トリス美食倶楽部」、「至高のグルメ」に表現されている。
桂剥きは出来るし、面取りも出来る。
そこで、自慢したら馬鹿だ!
だが、僕以外に食べる相手がいないと、作る気力を失う。
そして、安いと来たもんだ。
だから、最近はスーパーのお惣菜に頼っている。
今日は飲み会だった。
おてちき、よくろても誰も文句は言わない。
思いっきり、酔っ払っても誰も文句は言わない。
こう言う文化の違いがある。
嫁さんは、酔っぱらいが大嫌いだ。
だが、若い時に、居酒屋のバイトをしていて、店でリバースして、電話が掛かってきて迎えに行った思い出がある。
途中、トイレに行って、お尻を拭いた過去がある。
一人で今夜の様な楽しい酒の後は、孤独が待っている。
僕は一人は苦にしない。
だけど、人と話したい夜もある。
こんな時、カクヨムの存在が有り難い。
思いを書けば良いのだから。
賛否両論あるだろうが、僕は自転車に乗って、酔いざましのアイスコーヒーを買いに行くのだ。
明日、朝、ズボンを買ってお釣りでパチンコ打ったら勝てるかな?
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