第2章 探索 3 朝子という女
ハルは今にもくずれ落ちそうな赤茶けた雑居ビルの前で足を止め、見上げた。それは、ツタがそこかしこにへばりついているのに、自主的には駆除などされたことがなさそうな、廃墟といわれれば、はい、そうですかとこたえそうな三階建てのビルであった。エレベーターなどあるはずもないそのビルの薄暗いコンクリート階段を、ハイヒールのかかとをコツコツと鳴らし、上っていくハル。
「稲水、おもしろい野郎に会わせてやるよ。私にとって奴は、ある意味キーパーソンだ」
へえ……としかこたえられない稲水。
「その野郎ってのは、ここに住んでいるのか?」
「生きていればな。生きているといいがな……」
「よう、死にぞこない。まだ生きていたか」
鍵のかかっていない三〇三号室のドアを開いたハルが、嬉しそうに口角を上げた。
「あんたか。一年ぶりだな、また噛みにきたのか?」
デスクトップパソコンの32インチはありそうな大型ディスプレイの前にすわってキーボードを叩いていた男が、首だけをこちら側へ向けてハルにこたえた。パサついた白髪、そして顔をほぼおおっているひげも白い老人であった。
「必要とあらば」
「じゃあ、噛んでくれ」
男は操作中のパソコンデータを保存すると、椅子から立ちあがり、首をかしげて指さした。そこには幾重にも噛まれたらしき古い傷跡が残っている。
「そんなに私の奴隷になりたいのか?」
「ああ。どうせあんたには逆らえない。それにあんたにチュチュッと血を吸われると、なんともいえない恍惚感を味わえる」
「…………」
ハルと男の会話についていけない稲水。
「な? おもしろい変態野郎だろ?」
笑いながらヒールを脱いだハルは、ささくれたフローリング敷きの室内にずかずかと入っていき、老人の首に歯を立てた。白髪の彼は、陶酔したように目を閉じて膝から床へとくずれ落ちた。
「ハルに噛まれると気持ちいいのか?」
後から入ってきた稲水の問いに、あきれたように顔をしかめるハル。
「さあな。この変態はどうもそうらしい。よう久永、起きろ。みやげだ」
うっとりとしたような久永と呼ばれた老人の頭を叩いたハルは、手にしていた日本酒の包装をといて彼に見せる。稲水は仰天した。その酒は新潟の最高級の酒であった。こんな物はネットでしか拝んだことがない! 今では酒の飲めない体質となった稲水も、これには思わず前のめりになってしまう。
「これは一ノ宮さま、結構な逸品を」夢からさめたような表情の久永はうやうやしく かしこまり、酒瓶を受けとった。「それで、本日の御用向きは?」
口調の変化から久永がハルの奴隷、従者となったらしいことがうかがえた。
「ああ。また警察のデータベースのハッキングを頼む」
「かしこまりました。件名は?」
「足立区放火暴行殺人事件」
久永は頭を下げるとパソコンに向かい、いったん作業中であった画面を落として猛然とキーボード上で指先を動かしはじめた。
「警察のデータベース?」稲水が老人の背後からディスプレイをのぞきこむ。「そんなもの、どうするんだ? だいたいハッキングなんかできるのか?」ハルに目を向ける稲水。
「こう見えて久永は天才ハッカーであり、腕利きの偽造屋だ。私の運転免許やパスポートも、こいつが作ったんだ」
「マジかよ!」
職人業である偽造などはともかく、ハッカーといえば若者という先入観が稲水にはあった。
「ああ。死なれては困る逸材だ。が、死にかけていたら、こいつの意志しだいではヴァンプにしてやってもいいがな。どうだ、久永」
ハルの問いに首をひねる久永。
「一ノ宮さまにおまかせします」
「……ハルは、人間をヴァンプにできるのか?」
「もちろん。なりたいか? 稲水」
「永遠に生きるなんてごめんだ。それに人間の肉なんて喰いたくない」
「うまいのに。つまらん男だ」
「悪かったな……それで? なんで警察のデータベースなんだ」
「頭も悪いな」
「うるさい」
「警察は事件当初から比べれば先細ったとはいえ、三年も捜査しているんだ。朝子殺しの犯人を特定こそできずにいるんだろうが、かなりの線までは絞りこむことができているはずだ。私らは、そのひとりひとりにあたればいい。私には殺人者を見分ける目があるからな、冤罪はあり得ない。そうやって岡山へ逃げたガキも見つけたんだ」
「なるほどな……」
そんなハルと稲水の会話のさなかにも、一心不乱に指先を動かしつづけている久永。目まぐるしくまばゆい明滅を繰り返しているモニター。
「ミッションコンプリート」
つぶやいた久永がハルに視線を送る。
「早かったな。どれ」
ハルは久永をデスクの前からどかせて椅子にどっかりと腰を落とす。脇から稲水ものぞきこんだ。ディスプレイ内には住所、氏名、年齢、電話番号などが明記された十人近い被疑者のリストがずらりとならんでいる。
「結構いるな。はは、俺の名前もある。岡山県へ移住したことも警察は把握していたんだな。さすがというべきか……あ?」
不審そうな表情をした稲水が眉をひそめると、ハルはモニターを指ではじいた。
「そうでもないぞ、よく見ろ。死亡者や服役中のやつもいる。ああした性犯罪のからんだ事件を起こすような人間は、お定まりのように再犯を繰り返すからな。どうする稲水?」
「なにが?」
「おまえの捜す犯人が、もし服役中だったら」
「……朝子を殺害したことを立証できれば、再逮捕される。裁判になれば確実に死刑だ」
「そうかもな。では死んでいたら?」
「どうにもできない。くやしいが」
ハルはふん、と鼻を鳴らした。
「話にならないな」
「なにが?」
「どちらの場合も私にはなんのメリットもない! 稲水が犯人を生きたまま焼き殺すというからこの話に乗ったんだ。おまえが凶悪犯罪者にならなければ私は、年に一度のうまい生き血を堪能できないだろが!」
「そうか、そうだよな。じゃあその時は黙って俺を喰ってくれ」
「だから、うまくないんだといってるだろ」
「…………」
「やめだ。ああ、ムダな投資をしたもんだ!」
椅子から立ち上がったハルは、稲水のイタリア製スーツの襟をガシガシとゆすぶった。
「ち、ちょっと待て!」ハルの腕を、稲水がつかむ。「ちょっと待ってくれ、考えさせてくれ!」
「いやだ」
「待て。この被疑者リストを見て、気づいたことがある! ハル、聞いてくれ」
「なんだよ?」
「いつもはどうしているんだ? あの連続幼女殺しのガキだって、もしかしたら死亡していたかもしれないんだろ? そんな時、ハルはどうしていたんだ? 一年かけて捜しだした犯罪者が、もし死んでいたら? 服役していたら?」
「六カ月だ」
「六カ月?」
「半年で見切る。見切ってまた久永に別の未解決事件をあたらせる。あのガキは、たまたまひと月で特定できた。だから次の捕食までの十一カ月間、血肉が熟成するよう、事故から身をていして守ってやったこともあったくらいだ。あのバカ一度、田舎道で車にひかれかけたからな! ははは、あれにはあせったよ、罰をくだす前に勝手に死なれちゃかなわないからな」
なぜだか得意げに、形のいい胸をはる笑顔のハル。
「大変だな」
「当然だ。こっちも命がかかっているからな」
一度、ささくれだらけのフローリングに目を落とした稲水が、顔を上げた。
「──俺にも、時間をくれ。一年の約束だが半年でもいい」
「ふん。押しつけがましいいい方だな。被疑者リストから、なにに気づいた? 話してみろ、稲水。それしだいだ」
稲水はパソコンのマウスを手に取ると、被疑者リストにある人物をクリックした。
「まず再犯の可能性のある、前科
「なぜ?」
「残った六人が、俺の考える容疑者だ」
「おまえもリストに残っているが?」
「ああ、そうだな。俺も外してくれ」
「いいだろう、では五人だな。だが、なぜ前科者は犯人ではない?」
「あとの性犯罪で逮捕歴のない、一般人の五人が……その……」
「なんだよ?」
「全員……朝子の浮気相手だからだ」
「な……」時空を超えて生きるヴァンプであるハルも、あきらかに動揺していた。「なんだと!?」
自虐的な笑みをうかべる稲水。
「そうなんだよ。朝子は俺と結婚してからも、五人の男と不倫していた。無関係な性犯罪者が性欲だけで、衝動だけで、性器や肛門にガソリンを注ぐだろうか? 火をつけるだろうか? 俺には、そうは思えない」
「ちょっと待て!」
ハルはクラクラとぐらつきながら、稲水を片手で制した。
「なんだろう?」
「結婚後も六股かけられていたってことか?」
「正確には七股だったのかな? 朝子と俺が式を挙げた夜、男がひとり自殺しているから」
「なんだと?」
「車ごと夜の海に突っこんだそうだ。遺書も見つかっている。朝子が自分以外の男と結婚することに耐えられない、そう書いてあったらしい。朝子の死後、捜査中の刑事があきれ返っていってたよ、あんたの嫁さんはどれだけ淫乱女なんだよってさ」
くくく、と笑いをこらえる稲水。
「それが事実なら、反論の余地なしだな」
ついに稲水は声をあげて笑いだした。
「ははは。そうなんだよ。いや、まったく」
「……確か、朝子は妊娠していたんだったよな?」
「ああ」
「それは、おまえの子なのか?」
「さあ……だから犯人は、朝子を強姦した後、胎児ともどもDNAを焼きつくしたのかもしれない。自分に疑惑がおよばないようにね」
「強姦ではなく、和姦だったのではないか?」
「そうかもしれないな……」
完全に日が落ちてパソコンのモニターの光しかなくなった室内に久永が壁のスイッチを入れて天井の傘つき蛍光灯を灯した。明るくなった部屋の中で、ハルはしけじけとサングラスをかけた稲水の顔を見つめた。
「……稲水、おまえはなにがしたいんだ?」
「と、いうと?」
「岡山のおまえの家にあった朝子の遺影を見て、私は素直にかわいいと思った。美人ではないがピュアなコケティッシュさを感じた。あれは間違いだったのだな?」
「何百年も生きたヴァンプですら
「うるさい」
「そう、あれはまったくの天然だよ。本人にも自覚はない。自覚なく男を地獄へと叩きこむような女だった。今にして思えば、あれはハルと同じ
「ヴァンプの蠱惑は男女を問わない。あばずれと一緒にするな」
「そうか、悪い」
「……しかし、当然とまではいわないが、男に殺されても仕方のない女だったように思えるが」
「俺もそう思う」
「命をかけてまで、復讐を果たす価値のある女なのか?」
「まったくだ──」
いきなりハルが稲水の首をつかみ、片腕一本のみで吊り上げた。だらしなくぶるさがっていた和風蛍光灯の傘に後頭部があたり、ポーンと跳ねあがる。
「今一度たずねる。おまえはなにがやりたい。なにが望みなんだ」
足をバタつかせる稲水。その膝が彼女の大きな胸に直撃するも、フローリングに根が生えたように微動だにしないハル。稲水の口から垂れたよだれが頬を汚すが、顔色ひとつ変えずにもう一方の手の甲でハルはぬぐった。
「一ノ宮さま」
おそるおそるといったように久永が声をかけてきた。
「なんだ?」
「その男、意識をなくしているようです。生き血をすするため以外の殺人はいかがなものかと」
「久永、気がきくな」白目をむき、ぐったりと動かない稲水をどさりと床へ落とすハル。「このていどで気絶とは、脆弱な男だ。久永、ティッシュをくれ」
久永から受け取ったティッシュペーパーで稲水の口元に残る唾液をふき取ると、ハルは人工呼吸でもするように、その唇に自分の唇を重ねた。そしてふっと息を吹きこむ。そのとたん稲水の体は電気が走ったようにビクンと跳ね、目に光がもどってきた。そして唇がふれ合っていることに気づくと、悲鳴をあげて後ずさった。
「失礼な男だな!」
ハルが吐き捨てると、久永もうんうんとうなずいた。
「か、噛んだのか?」
「心配ない。ただのキスだ」
紅を引いた赤い唇を、なまめかしくなめて見せるハル。
「キス……キスぅ?」
目を丸くして自身の口に手をあてる稲水。
「なんだ? 妖怪変化とのキスが気にいらないとでもいうのか?」
「いや、ただ三年ぶりだから……」
「感動したか。ふん、正直者だな。正直ついでに、そろそろ本心を語れ。なぜおまえは朝子なんてズベ公の仇をうちたい?」
「…………」
「ちゃんと答えろ、稲水。またキスをしてやってもいいぞ」
稲水は一瞬だけ目を上げるが、すぐに視線を床へと落とした。
「いや……いい」
「もどかしいな! 答えろ! そもそもおまえは朝子を愛していたのか?」
「愛して……いたよ。出会った時から、ずっと」
苦々しい思い出を噛みしめるように、薄く笑う稲水。
「わからんな。さんざん浮気されていたんだろ?」
「ああ。だからプロポーズに応じてくれた時、俺はほかの男に勝ったと思ったんだ。朝子は俺にとってコンペの優勝トロフィーだった」
「女を景品あつかいか。朝子も最低だが、稲水、おまえも案外、最低な男だな」
「ああ、最低だ。朝子が俺を結婚相手に選んだ理由は、まともな職に就いていたことと独身であったこと、ただそれだけだった。そんなことも知らずに喜んでいたんだから」
「惚れていたにしても、よくそんな女と結婚したもんだな」
ハルも久永もあきれ顔で、ヘラヘラと笑う稲水を見ている。
「朝子は約束してくれたんだよ。籍を入れたらほかの男とはきっぱり別れるって」
「ふん、あっさり裏切られたか? それで? 男は全員、妻帯者なのか?」
「ああ。自殺した男だけは定職にも就いていない、親のすねかじりの独身ニートだったけどね」
「そいつもたいがいだな。金も稼げない男が、女に入れあげたあげくに自殺か。親も浮かばれないな」
「ははは、朝子も同じことをいったよ。遺書を見た刑事が、うちへ事情聴取に来たあと。俺が夕食のしたくをしている時にね」
「おまえが食事の用意をしていたのか?」
「ああ。家事全般が俺の役目だった」
「そして朝子は浮気に出かけるか? 理想的な夫だな」
「ハルは料理、得意か?」
「いや、食べる専門だ」
「だったら朝子と同じじゃないか。機会があればごちそうしてやるよ、俺の手料理」
「……久永、灰皿」
喫煙はしないらしい久永がコーラの空き缶をさしだすと、ハルはタバコに火をつけた。
「三年もろくなものを作ってないから、味は保証しないけどな」
「稲水」
天井へ向けて煙を吐き出すハル。
「なんだ?」
「今度、私を朝子と同列にならべたら殺すからな!」
くわえタバコで右手の人さし指を稲水の胸へ連打するハル。
「そんなに朝子が嫌いになったか、ハル」
「ああ、嫌いだ! おまえはマゾか! だとしたら鞭で尻を打って、ハイヒールのかかとで踏みつけてやるぞ!」
「おもしろそうだけどやめておくよ。ちょっと首を絞められただけで気絶するような男だぜ」
「確かにな」
「痛いのや苦しいのは苦手なんだ。だから俺にとって、朝子との結婚生活は、ある意味、生き地獄だった。それでも
「狂ってるな」
「うん狂っていた。仕事柄、勝ち負けには敏感だったから。営業職のサラリーマンなんて勝ってなんぼだからね。基本給なんてたかが知れていたから、必死になって売りまったよ。自社の新製品も、売れ残りのクズみたいな電化製品までね。金を持って帰らないと朝子が怒るからさ。俺の家庭なんだ。俺さえ我慢すれば、それでいいと思っていた」
ふ、ふふふ、ふはは! ハルは高笑いをはじめ、タバコをコーラのアルミ缶に投げ入れた。底の方でジュッと音がする。
「職場も地獄、家庭も地獄か……稲水、よくがんばったな」
「ハル、もうわかると思うけど、俺は朝子が殺されたと聞いてホッとしたんだ、心のどこかでね」
「さもありなん、だな」
「ところが、そこから別の地獄がはじまったんだ……」
「マスコミやネットによる叩きか?」
「ああ。警察の捜査で被疑者になったことでマスコミに追われつづけた。被疑者は容疑者であって犯人ではないのに、すでに真犯人が決定事項のように報道された。視聴率やいいねボタン欲しさに俺は殺人犯にされたんだ。ただ、妻の遺骨を手にして、ようやく自分だけの女になってくれたと安堵していただけなのに……」
「あの時のマスコミの過熱ぶりは三年前とはいえ記憶に新しいからな」
ハルのつぶやきに久永もうなずく。
「私もネットの反応を見る限り、旦那が保険金目当てに妻を殺したのだと確信していました」
「久永さん……」
稲水はかたわらに直立不動で立つ、まるでハルの執事のような久永をにらみつけた。
「なんですか?」
「俺はあんたを殺したい! 警察も、メディアも、そこいらの連中も、ネット民も、全部、殺したい!」
稲水は老人である久永を、渾身のパンチで殴り倒した!
「稲水!」
口を切って血を吐いた久永を、さらに殴ろうとする稲水をハルが全身でからめ取った。身動きの取れなくなった稲水は絶叫した!
「俺は世の中全部の日本人を殺したい! 俺の父さんや母さんがなにをした! 兄さんや
「そっちか……仲よし家族だったのか?」
「ああ。俺は父さんも母さんも、兄さんはだいぶ変わっていたけど、兄さんの嫁さんも、みんなが好きだった。朝子も俺の家族の一員になってくれると信じていたのに。くそがっ……いい歳してなにをいってるんだろうな、俺は」
「年齢は関係ないと思うが、今どき珍しい家庭であったことだけは確かだな」
「まあね、自分でもそう思う……だからって、俺の家族を追いこんだ近隣住民や、マスコミ連中を殺してまわるわけにはいかないだろ?」
「それで怒りの
「ほかに向けどころがないだろが!」
「まあいい。取りあえず久永にあやまれ」
ハッとしたように、鼻にティッシュを詰めている久永を見る稲水。
「すいません久永さん!」
稲水は身体を直角に折って久永に頭を下げた。そしてハルがねぎらうように久永の肩を叩く。
「久永」
「はい」
「悪かったな、こんなバカを連れてきて。痛かっただろ?」
「いえいえ、なかなかに刺激的な夜でございました。一ノ宮さま」
(つづく)
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