DREAMERS
@I-Nameless
No.A01
あるマンションの一室
その一室に在る風呂場で水を張っただけの風呂に女の人が水着を着て入ってた、
「う〜ん、一寸狭いわね」
「しょうが無いだろ、今じゃ世界の何処も浜辺何か無いんだからさ」
トレーに食べ物を載せた男性がそうぼやくと、
「2人共さ其処で戯れるのも良いけど、後始末もしてくれよな、何せ賃貸何だし」
そうして二人の男性と一人の女性は和気あいあいとしていた。
地球暦500年代
宇宙世紀末期の新第2次世界大戦の後、
人類の一部が惑星セシリアへ避難した人も居れば、
地球の地表の殆どを焼かれてもまだ生き残っていた人も居た。
僅かにこそだが人の数と環境も改善されていった、
政治の方も殆どの国家が消滅。または壊滅の為、
『仮設暫定政権機構『地球政府』』として奇跡の連続と言える位どうにか機能していた。
ただコレも終わり迎え始めた、
『七カ国が地球政府から独立した時、仮設暫定政権機構は解体』とする法案が有り、
この500年間の間に六カ国が地球政府から独立したのだ。
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