目が覚めれば、桶狭間

8225zzz

第零章:タイムスリップ

プロローグ:2024年(令和6年)

別に高校など楽しくはない。ただ、何かに急かされる様にかよっているだけ。

そんな毎日に、少し退屈して、

「何か面白いことねーかなー」

なんてつぶやいて。


でも親は両方死んでしまったし、兄弟姉妹もいない。友達なんかいるわけない。

だから家に帰っても、いつもの様に家事をして、いつもの時間に目覚ましのアラームをかけて、11時になったらなんとなく寝る。そんな毎日だった。

満足はしてないし、なんなら不満しかないまであるくらい。

それでも変えられるわけなくて、面白みのない日を明日も過ごすんだろうと思って。


だから目の前の光景に声をあげてしまった。


「は?」

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