山奥のこころしずかな生活はアイツ堕ちたと言えるものらしい

〇〇八

 わがいほは都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり 【喜撰法師】


百人一首の部立ぶだてでは、ぞうに属する。恋や四季、旅、離別に属さないものをまとめて雑とされていて、全部で十九首ある。

作者は生没年不詳、詳しい伝記も不明。『古今集』の序で評された平安時代前期を代表する六人の歌人を六歌仙と呼び、喜撰きせん法師もその一人なのだが、現在まで伝わるうたの数がほんのわずかである。


 ・山奥のこころしずかな生活はアイツ堕ちたと言えるものらしい

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