Dear friend

何処に居たって 何をしてたって 君の事思い出す

忘れたくても 忘れられないから

叶わないものだけど 君を感じているんだ


通い慣れない電車乗って 初めて入った教室

不安ばかりの僕に声掛けた

物怖じしない 明るい君


一度目の春の朝 隣座る君

笑い掛ける声を失いたくなくて

君の事 ちゃんと見ることが出来なかった


何処に居たって 何をしてたって

いつも君の事思い出す

過去は変わらないから 忘れないように

君を感じているんだ


二度目の春訪れて クラス替え 新しい机

同じ教室だと喜んでた君

嬉しそうだね 僕も笑う


授業中の視線 窓辺の景色

君の些細な仕草が気になって

何を言っても 君の事傷付けているようで


過ぎ去った日々 変わらない景色

気付くのが遅過ぎたのかな

叶わないはずなのに 忘れたいのに

君を忘れられない


二度目の秋の始まり

君は僕から遠ざかってった

僕はただ取り残されて 立ち尽くした

「離れて欲しくない」

そう言えばよかったかな


三度目の春に 君は僕の隣に居なくて

少し先を歩く君の後ろ姿

追うことが出来なかった


何処に居たって 何をしてたって

いつも君の事思い出す

過去は消えないから 忘れないように

君を感じているんだ


四度目の春訪れて 面影感じて

今でも君の事思い出す

叶わないと知ってるけど 忘れたくないから

君を感じているんだ

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