単色画

夏の夕立に濡れた君が俯いた

泣いてるの? 向日葵も泣いている


雨に濡れた僕の手の中 君の温もり残る

向日葵も寂しそう


君と描いていた夢への航路

お互い一緒に頑張ろうって言ったのに

描きかけの僕等の海図

躊躇いなく破り捨てた


擦れ違い感じても 意味の無い嘘ついて

気持ちを誤魔化してた

君の手を繋いで 放したくないよって 叫べばよかった

ごめんね 今更だけど


夕立通り過ぎてった夕方前

頬に残る涙の跡 夕顔が泣いている


夢追い掛け続けるほどに

お互い距離以上に離れていった

壊れかけた僕等の夢の舵

躊躇いなく叩き壊した


言い訳ばっか繰り返して 冴えない嘘重ねて

君への気持ち偽ってた

君の温もり抱いて 離れたくないよって 叫べばよかった

戻れない our memory


雨に濡れた君の髪に触れて 消えないでって 言えなかった

震える肩見て 僕は静かに涙した


何気なく繋いだ 君の手の温もりに 少しだけ怯えて

ぎゅっと握れなかった


離れたくないのに 君の涙さえ拭えずに

あの時握った君の手 放さなければよかった


擦れ違い感じても 意味の無い嘘ついて

気持ちを誤魔化してた

君の手を繋いで 放したくないよって 叫べばよかった

ごめんね 今更だけど


戻れないけど You are in my heart

Thank you 過去の日々よ

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