怪談:非ずの間への応援コメント
祖母の話が二転三転するところが、とっても良かったです。
この発想、自分にはないので羨ましい。
しかも、祖母が怪異だったり、取り憑かれていたりといった様子がないのもまた不気味。
自分の記憶が怪しいのか、はたまた怪異的な何かがそこにいたのか……。
深みがある恐怖でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
色々想像してもらえるような話を目指しましたが、個人的には「祖母がおかしくなっただけでした」とか「全部記憶違いでした」という可能性は排除したかったので各所に怪異っぽい現象を散りばめました。少し納得いってない部分もありますが、いい塩梅にできたかなと思います。
編集済
怪談:非ずの間への応援コメント
【8/14追記】
拝読。
ふうむ。
開かずの間についての説明が二転三転するという部分はとても不気味で、それでいて奇妙なリアリティもあり、引き込まれる内容でした。それこそ実体験として信じられるくらいに。
昼間の祖母だけ「部屋の中にいる何か」で、だから言うことが違ってるのかな?とか、そうまでして座敷を否定する必要はなんだろう?とか、色々考えてしまいました。
なので逆に最後のオチ、部屋の中に何を見たかは余計に思われます。怪異だと確定してしまうので、逆に祖母の言動の異常さが薄くなると言うか。ここは謎めかせたままで、部屋が消えたオチの方が想像が広がる気がしますね。
「本当にあった話」方向で膨らませるなら、この家に住んでいたであろう母か父に改めて話を聞くとか、そういう調査的な方向があってもいいかもしれません。
この話を思い出す導入が、実家の屋敷を取り壊す(なくなった)話なら、もはや検証不能ということで整合性は考えなくてよくなりますしねw
【8/14追記】
確かに「祖母がおかしかっただけ」で終わらせるのはよくないですが、そこは「扉が消えた」ことで十分果たせていると思います。あえて扉の中について触れない方が想像力を掻き立てられるかな、と私的には感じた次第。
或いは扉の中身がテンプレ寄りな表現ではなく、これぞというものなら評価違ってたかもしれませんが……
まあ、あくまで私個人の感想ですw
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね、オチは…ちょっと悩みました。
色々想像できる余韻を残したかったので、そういう意味では要らないのはたしかなんですが、個人的に「ただ祖母がおかしかっただけ」って言う可能性は排除したかったんですよね。
これ最初一通り書き終えた段階では、オチもなかったし「部屋自体が消える描写」もありませんでした。これだと「祖母の言動が支離滅裂なだけ(認知症?)」っていう可能性も考えられるわけで…
なので「怪異が原因」だと確定させた上で、例えば「祖母は何らかの影響を受けているのか、そもそも語り手の背後にいつの間にか居た祖母は本物だったのか」みたいな想像が色々とできたらなって思って追加しました。
でも微妙といえば微妙ですね、個人的には気に入ってるんですが…
丁寧に読んでくださり、ありがとうございます。
怪談:非ずの間への応援コメント
「結局なんだったのかわからない」のが一番怖いですね。
おばあちゃんがからかったのか?でも、部屋が消えていたというのは誤魔化せないですものね…。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね…色々想像の余地は残したかったんですが怪談なので個人的に「祖母がおかしかっただけ」という可能性は排除したくて、そういう描写をいれました。