【ネタバレ解説編】トム・スミスを殺す椅子
国際的な諜報機関から定期的に配属される、一般人として生活する諜報員のカムフラージュ職場のひとつです
ここに配属されたら全員『トム・スミス』を名乗り、諜報機関で仕事ができない状態になってしまった場合などはこの職場では死亡扱い→全くの別人にならなければなりません
また、空席ができる度に別の人間が『トム・スミス』になってまたここに来ます
今の『トム・スミス』は本編のトーマスなので、当面、この部署では死なないよ、的なアレです(笑)
視点はモブ同僚から
そしてこの職場(大手新聞社)に配属された時に、オリヴェールも入社してきます
同期で年齢も近いので仲良くなりました
数年の後にオリヴェールはフリーランスになって退職し、故郷フィンランドに拠点を構えます
因みに
サミュエル・テイラーも同じです
こちらも本名ではなく偽名で、常に誰かが『サム・テイラー』になります
本編のトムとサムはできるだけ『トム・スミス』と『サム・テイラー』で居続けようと頑張っています
そうでなければ、お互いが共にいることはできなくなるからです
トムとサムなった時点で、本名をはじめ今までの経歴は全て消されています
つまりこの名前を失うということは、諜報機関でも『死』に等しい状態になってしまったということです
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