第3話 ケシの講習会に参加しました
東京都薬用植物園では5月にケシの講習会が開かれます。
こちらは危ない話ではなくて、逆で、栽培してはいけないケシの見分け方、を教えてくれます。
今年は三歳児が栽培してはいけないケシを見つけたというニュースもありましたね。案外その辺でも見かけるので注意してみると良いかもしれません。
栽培してはいけないケシは都内でも年三千本見つかるのだそうですが、これはしらなくて植えた、知らない間に生えていたものもあるそうです。
現地で説明を受けた中には「園芸種」というものがありました。これはなぜか? 実は日本では禁止されているけれど海外では栽培が許されている品種があります。これらはきれいな花が咲くように品種改良されていているものだそうです。
海外では許されているので間違って輸入される事例もあるようなので注意が必要です。
やっかいなのはアツミゲシ。最初に渥美半島で見つかったからアツミゲシというそうなのです。とにかく種が多くて成熟した種がこぼれた土を移動させたから生えてきたなんてこともあるそうです。
見つけたらすぐに警察に通報してほしいと言われました。
よく見ると違いが判りますが、栽培を許可されているポピーなどとよく似てい居るので注意しないとわからないでしょう。
薬用植物園のホームページに見分け方が書いてありますので一度見るのが良いかと。
現地で感じたのは、なんか、不快な香りです。気のせいかと思いましたが職員の方に聞いたら、風で葉や茎が擦れたりして麻薬成分は揮発してこのような匂いを感じるのだとか。
厳重に二重に柵があるエリアですが、外側の柵の中に入れる機会はあまりないのでホームページで日程を確認していってみるのもいいでしょう。
ケシの勉強もですが、花自体もきれいなので近くで見る機会は逃したくないものです。
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