みんなのまち

はじめに

　この物語は、仲間と一緒に理想の町を本当に作ってしまったお話。

　町の名前？どんな町なのかって？

　その町は「太陽町（たいようちょう）」って呼ばれていた。

　町はいつも笑顔で溢れているんだ。

　どんなお店があるかって？

　キミと同じ年ぐらいの子供たちがやっているお店だから、どれも素敵なお店ばかりだよ。

　自分にも町が作れるかって？

　どうやら、キミも町づくりに興味がわいてきたみたいだね。

　この本を読み終える頃には、キミにも町が作れるようになっているはずだ。

　ページをめくる前に、まず先に紹介しておこう。

　この物語に登場する主人公は三人。

　一人目は「はると」

　最初に太陽町を考えた男の子。想像したり計画を立てるのが得意な真面目な子。

　二人目は「ひまり」

　明るくて手先が器用な女の子。いつも家の手伝いを頑張っている元気な子。

　三人目は「あさひ」

　赤いマントを着けているやんちゃな男の子。本当は妹想いの優しい子。

　この三人が作った太陽町のお話。夢と希望に溢れた楽しいお話。

　準備はいいかな？よし、さっそくページをめくってみよう。

　さぁ、物語の始まりだ。