Look me

Zenshin Suru

第1話


2024年8月11日


僕は篠田カイト、17歳の男の子で、勉強や面白くないことをする気が全くない。今、僕が望んでいるのは、ベッドに横になってスマホをいじること(ちょっと古いけど、まだ頑張ってくれてる)。あるいは少し寝ること、体がその時に示すものに従うだけだ。


もしかしたら、今の僕には何か面白いことをしなければならないのかもしれないけど、やる気も興味もない。


「次は化学の授業だよね?」


「うん…勉強した?」


「何のために?」


「今日のテスト…」


「…冗談でしょ。今日テストなんてあるわけがない。」


「…とにかく勉強しなよ。」


その通り、化学のテストを忘れてたな。まあ、昼休みの残りの時間で勉強して、テストが来たらギリギリ合格しよう。合格できればいいや。

(ネタバレ: 不合格だった。)


休み時間が来た。スマホでLOL(League Of Legends)を続けるチャンスだ。


「…どうして動かない?」スマホの電波が突然消えた。お願い、動いてくれ…


突然、スマホの通知音が聞こえた。その後、2回、4回、8回…全てのスマホが一斉に鳴り始め、その後に僕にも通知が届いた。

内容は「LOOK ME」


「僕を見る?」


好奇心でファイルを開けてみたが…なぜか真っ白だ。サイバーいたずらかな?まあ、どちらにせよ、ファイルを開くのにかかる時間だけのものだろう。


「え?」


ページから出ようとしたけどできなかった。スマホを消そうとしたが、動作しなかった。バッテリーを取り出しても、画面は変わらず、白い画面が数分後に干渉し始め、ついには消えた。


「どこ…?」


「これは一体…?」


「どこにいるの?」


「冗談だろ?」


人々は動揺していて、何が起こっているのか理解できていない。僕も理解できていない。さっきまで教室にいたのに、今は…この部屋に何をしているんだ?そして、彼らは誰なのか?


僕がいる部屋は比較的小さく、コンクリートの壁と天井があり、中央の天井にはほんの少ししか明かりを灯さない一つのライトがある。薄暗い感じで、鋼鉄の扉がある。そして、周りには5人の人がいて、年齢も様々だ。


「誰が…?」


誰なのか尋ねようとしたその時、スピーカーから声が聞こえた。


{ お元気でしょうか。皆さんにご迷惑をおかけして申し訳ありません。

混乱していると思いますが、今はその時ではありません。床にカウントダウンが表示されています。 }


その通り、床には赤い数字が表示された。


{ ルールを簡単に説明します。

この部屋から出るためには2時間の制限があります。どんな方法を使っても構いません。他の人を殺して一人だけが生き残るもよし、別の方法で脱出するもよし、どうしても構いません。

全員が出ても一人だけが出ても、出られない場合は全員が死ぬことになります。

それでは、幸運を祈り、サバイバルを。 }

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