この

ぺんなす

虚無のなかで

笑って泣いて怒って悲しんでまた笑って。そんな時間を人生というのなら私はいま生きていると言えるのだろうか。毎日同じことを繰り返して、山もなく谷もないこの時間に終わりがきた時、私は生きていたと言えるのだろうか。人生を謳歌したと、生をまっとうしたと言えるのかな。

朝、同じ時間に起きて朝ごはんを食べて、学校へ行く。その時間が仕事をしてに変わっても、同じ時間にお昼ご飯を食べて、決まった時間に終わって電車に乗り、毎日同じ道を歩いて家に帰る。夜ご飯を食べてお風呂に入って寝て、そんな日々の繰り返しを人生と呼べるのだろうか。毎日が平坦で、変化の無い日々に安心もするけれど、この時間がずっと続いた先にあるのはなんなんだろう。振り返った時に楽しかったって思えるのかな。

たくさん笑ったり泣いたり、怒ったり悲しんだりすることのないこの毎日は人生なのかな。



今、私は生きていますか?

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この ぺんなす @feka

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