第17.5話 後書き
【異世界偉人名鑑】
著:ウィッキー=ペディアス
59ページ……
異世界『テルステラ』に住まう仙人にして偉人。
昔々、とある火山島の山頂に一石の仙石があり、そこから産まれたとされる。
ある日、火山島の住民から「どうやら谷川の水源を見つけたら王様になれるらしい!」という噂を耳にし、勇気を振り絞って滝壺へ飛び込み、本当に水源を、そして住み処までをも発見。それによって住民から讃えられ、約束どおり王様となった。
数百年後、自らの寿命を悟り、不老不死になるべく旅に出ることにし、その道中に出逢った一人の仙人に弟子入りしたことで自身も仙人となる。
しかし、仙人としての才があったため驕り、自惚れたすえ、遂には師父の怒りを買ってしまい、故郷へ帰るよう言い渡されることに。
その後、仕方なく故郷へ帰ると魔王に荒らされており、激怒したすえに魔王を成敗。逆に魔王城へ乗り込んでは占領し、自軍の戦力を一気に増強。自身も無敵の強さを得る。
それからも幾度となく戦闘を行ない、常勝。だが天界でも同様に暴れ回った結果、神の裁きによって封印されてしまう。
五百年後、神の慈悲によって徳を積むことを許されたため、一人の偉人とその仲間たちと共に再び旅へ。
そして、紆余曲折あったものの旅の功績を認められ、仙人であると同時に偉人となった。
棍術を得意とし、メインウェポンである『如意棒』は伸縮のみならず変幻自在に形状を変えるという。掛け声は「伸びろ如意棒──ッ!!」
追記:天界では──の名で敬われ、今もなお多くの民から信仰されているとかいないとか。
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