人物解説② 飯塚沙希
サブキャラと見せかけたメインヒロイン。
身長176cm、Fカップの巨乳美少女。
中学一年生のときに些細なことからイジメに遭いかけ、そこをアサキによって助けられた。アサキとはそれ以来の友人である。
小学生のころからダンス教室に通っており、中学一年生の途中から同じダンス教室に通いはじめた翠川ともそのときからの友人関係である。
また、そのころにアサキと同じ中学に通っていると知った翠川からアサキについての相談を受けており、翠川がアサキに会う覚悟ができるまでアサキに余計な虫がつかないように見張っておくという約束を交わしてしまった。
ところが、中学一年生の後半から二年生の夏までの間に一気に二次性徴を遂げてしまい、それとともにアサキを男性として意識するようになったことから苦悩するようになる。
ちなみに現在のような明け透けな下ネタを言い出すようになったのもこのあたりで、最初はアサキに対して自分が女であるということを意識させるための手段としてのものだった。
ハルナとの約束があるために飯塚のほうから手を出すことはできず、そのせいで結果的にアサキが童貞を拗らせる結果になったことは理解しているが、いつかは折れるだろうと思って気長に待っている状態である。
また、本人も長く続いた誘い受け期間のせいで『初めては相手から襲ってほしい』という潜在的な願望が生まれてしまっている。(結果的に飯塚も処女を拗らせてしまっている)
アサキへの感情についても相当に拗れており、表面的な部分と内面的な部分に極端な差が出ていることが多々ある。
また、追い詰められてヤンデレ化しそうになることも少なくないため、日記を覗き見ている妹からは度々心配されている。
中学二年生のころに勢いで応募したポップティーンの読者モデルオーディションに合格してからは密かに読モとしての活動もしているが、イメチェンしすぎてアサキに引かれることを恐れ、学校では敢えてダサい格好をしたり、プライベートでもメイク等は控えめにしている。
中学三年生のころにはその顔とスタイルの良さから紙面で特集が組まれるレベルのカリスマモデルになっていたが、上記理由から個人のSNS以外でのメディア出演はすべて断っており、そこがまたカリスマ性に拍車をかける結果になっている。
アサキがSNSをしていないことを良いことにたびたび匂わせ投稿をしているが、そのときに上げられる服や小物がことごとくダサいために男の趣味が悪いともっぱら噂になっている。(ただし、そのギャップがまた良いというファンも多く、好意的に受けとめられている)
BL趣味については少し特殊であり、幼児向けのアニメのキャラを擬人化して掛け合わせるというものを好んで創作している(アン⚪︎ンマン×バイ⚪︎ンマンなど)。
ちなみに飯塚をイジメていたのは同じ中学校のボス的存在である不良の妹であり、飯塚を助けたことによってアサキは校内の不良グループに目をつけられることになった。
当然のように返り討ちにしたが、そのせいで近隣の不良派閥すべてを巻き込んだヤンキー漫画的な展開に発展してしまい、成り行きで大暴れししてしまったアサキは最終的に前代未聞の出席停止処分となってしまう。
また、自在式柔術を喧嘩に使ったことを父親にこっ酷く怒られた上、罰として十時間に及ぶ地獄の乱取り稽古に付き合わされたため、不良と呼ばれるような学生ヤンキーは自分に不幸をもたらすものとしてトラウマになってしまった。(八鳥にはビビりつつもゲーセンのヤンキーにはビビっていないことや、自分が技を使ったことを隠そうとするのもそのため)
アサキ自身は知らないが、これによってアサキの通う北中の不良やOGの不良などがまとめて一掃されたため、近隣の中高生の間では『北中の悪魔』と呼ばれ半ば伝説になっている。
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