少女たちは堕ちていく~魔族に成り果て~

いっくん

プロローグ 魔界の侵略開始

魔界 


 宇宙という概念がいねんから外れた世界


 地球、それ以外にも全ての星に自由に行き来が出来る異次元に存在する


 魔界は、人外達の力で作られたと言われている


 魔界の王


 ゲシュタルト


 魔界の人外達で一番力が強く、そして野心に満ちている


 彼の野望


 それは、宇宙の完全支配


 ゲシュタルトの野望に呼応した様々な人外達が集結し、今、動こうとしていた



  魔界、ゲシュタルトの城


 「どれだけの魔族が揃った?」


 ゲシュタルトは、人外のことを魔族と呼んでいる


 「えっと…かなりの数が集まっておられます」


 うさみみが生えた少女がゲシュタルトに報告する


 どうやら、ゲシュタルトの秘書のようだ


 「種族を教えてくれるか?」


 「はい!」


 そして、魔族の種族を並べていく


 ゴブリン


 吸血鬼


 蜘蛛女


 泥女


 スライム


 魔犬


 魔狼まろう


 鬼


 天狗てんぐ


 魔虫女


 「他にも、いますが、他の方々は参戦の報告はしておられますが、下のまとめに苦戦されており、欠席となっておられます」


 「そうか…お前の魔兎まとも参戦か?」


 「もちろんでございます」


 種族名に女が多いだろう


 実はゲシュタルト以外は魔族は全員が女なのだ


 魔族の最大の特徴


 女性同士で子が誕生し、子孫が増やせることである


 「ゲシュタルト様、そろそろ、顔を見せますか?」


 「あぁ」



  ゲシュタルトの城の大広間


 「皆、よく集ってくれた! 今から言うことは黙って聞き、返事は、はいだけだ」


 「はい!!」


 集結した全員が口を揃える。大した権力である


 「我々は、目標の宇宙完全支配に向けた、最初の一歩として地球と言う星の人類と呼ばれる生命を絶やし、最初の一歩とする」


 「はい!」


 「皆の中には、自身の種族の繁栄を望む者も多いと聞く。 もしも、地球の女が我々へ堕ちることを望ませることが出来たならば、我が魔族へと変えてやろう。 魔族の繁栄にも繋がるのだから、報酬も考えるぞ、ただし、魔界のバランスを考え、男は皆殺しである」


 「はい!」


 「以上、解散だ!! 明日から、地球へと行ける入り口を作る 各々おのおの、好きに支配していくと良い」


 「はい!!」


 こうして、魔族による、地球への支配が幕を開ける

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