第5話 米騒動

 米がない。スーパーの棚から米が消えた。その場所には、玄関開けたら二分でご飯がズラーと陳列。食べた事のない銘柄だったので悩みつつ籠に。一周回ると、四袋が二袋になっていた。もう、躊躇は出来ない。帰りには売り切れになっていた。オイルショック時のトイレットペーパーのような争奪戦。10㎏が重い。5㎏ならやばかったかも。どうも、迷ったときはGOが正解のようだ。そういえば、よくポストにチラシが入っているが、「悩んでいる間に他のお客様に先を越された。今度は迷わず買う。値段交渉次第ですが」。暢気に構えていたら馬鹿を見る。軍事も同じ。大丈夫は、いざとなったときには遅い。備えあれば患いなし。危機管理は、無駄に思えることをきっちり備えて安心することですね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る