やるのは選手

 誰が監督になろうと、野球をするのは選手です。監督はどの選手を選ぶとか、どう采配をふるうとか、そういったことを担いますが、究極を言えば、出す選手が優秀であったり、強ければ勝てるはずです。


 監督にできるのは、自チームの戦力を最大限引き出すことくらい。


 ドラゴンズが長いこと投打が噛み合って来なかったのは明らかです。ここのところ外から獲った戦力もいれば、内から出した戦力もいました。


 そして現状は、他球団より弱いチームということになっていますが、強いチームだって勝率5割を超える程度です。6割までいってるのはホークスくらい。


 つまり、およそ一回勝てば一回負ける。それよりは勝ち越す。くらい。ただ試合数を重ねて、15、16くらいの勝ち越しになる(現在の巨人)。


 だからドラゴンズも、全試合勝てるチームになる必要はない。そう考えたら、そこまで上位は遠くないような、しかし遠いような……。


 若い野手が出てきているのは朗報なところもあります。若いから良いというより、まだ元気ということ。投手はまだこれからなところもありますが、投手だって急に完璧にならんでもいいですからね。野手が守りや攻撃でカバーできるようになると良い。


 ただ理想や想像より、現状の実力というのが大切で。地道に向上していって、それをまとめることだと思います。


 編成はとにかく良い選手をバランスよく集めること。

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