選手の評価

(2024/8/24の23時ごろに書いた記事)


 また、ビシエド選手関連の話になってしまいますが、選手の評価について。


 まず、自分の目も節穴だったと思うこともあったことを最初に言いつつ、それについての言及は最後の方に述べます。


 最初に、中日球団と立浪監督が中田翔選手の獲得を熱望したことについて。


 これについて自分が感じていたことはまず、ビシエド選手への低評価です。ただ、ビシエド選手がある程度、低評価を受けることは仕方ないと思う部分もありました。


 一方で、昨季のビシエド選手はフル出場したわけではなく、シーズンの序盤から二軍降格の判断を繰り返されたり、そういう中で途中から一軍に定着し、終盤はホームランを複数放つなど、状態を上げていたと思う面もありました。


 中田選手に関しては、昨季まで比較的ホームランの出やすい東京ドームが本拠地であったこと、ケガがあったこと、守備の数値や出塁率はビシエド選手の方が上であったこと、走塁でもおそらくビシエド選手の方が上であったこと、年齢もほぼビシエド選手と変わらないことから、そこまで高評価していませんでした。


 しかし、中田選手は昨季、ドラゴンズ相手によく打っていましたし、バンデリンドームでもホームランを放っていたので、中日側から好印象があったのでしょう。二桁ホームランが打てて、巨人ではたまたまスタメンから外れてしまっただけ。そう考えると、強い戦力に見えても不思議はありません。



 選手の競争を促すという面では、ファーストで長年スタメンを張ってきたビシエド選手の対抗馬を獲るというのは戦略的にあり得ない判断ではないです。ただ、ビシエド選手と高額の契約が続いているのに、さらに中田選手とも高額の複数年となると(両者とも推定年俸しかわかりませんが)、リスクが大きいし、二人のどちらかしか出られないとなるのは両者にとって良くないだろうと思っていました。


 けれども、この二人が揃うのであれば、二人を上手く起用して、特に体に負担を抱える中田選手をビシエド選手がサポートするような形になるのが理想ではないかと思いました。


 なのに現実は、中田選手に加えて中島選手も含め、ビシエド選手を二軍に追い出すような形になりました。


 もちろん、ビシエド選手も一軍にいる間にもっとバカスカ打てれば良かったかもしれません。でもなかなか、そうはいかない。


 ただ、ビシエド選手が二軍に落ちたタイミングというのは、その後にDH制がある試合を迎えるタイミングでもありましたが、確か中田選手の状態が落ち(自打球とかもあったときかな?)、16打席(打数?)凡退くらいの時期でした。当時調べたはずですが、記憶曖昧なので間違っていたらすみません。


 そのとき、結局中田選手の方がビシエド選手より評価が高いんだなって思いました。


 さらに交流戦明けには、中島選手が一軍へ合流。中島選手は開幕後に死球を受け、その後再昇格するも、もう一度二軍落ちし、このタイミングが再々昇格。そのときはすでにビシエド選手も再び昇格できるタイミングでしたが、選ばれませんでした。


 じゃあせめて中島選手、代打でがんばれと思っても結果は出ず。


 それ以外にも石川昂選手と中田選手が入れ替わりを繰り返すみたいなこともありましたが、現在はまた中田選手にじっくり体を治してこいということで、石川選手が一軍に定着しつつあります。


 石川選手に関しては、今年頑張っていると思いますし、二軍でも懸命にやってきたので、どんどん頑張ったらいいと思います。


 中田選手だって単なる活躍だけではなく、一塁への走塁でも転んでしまうようなことがあったのに、二塁打で全力疾走したり、自打球を受けても踏ん張ってヒットを打ったり、そういう懸命な姿は見てます。


 中島選手だって、二軍で打ったときの姿は見てますし、なかなかもう全力疾走できる体ではなさそうですけど、打撃の技術が高いことは知っています。


 ただ、ビシエド選手が、一軍にいるべきタイミングがもっとあったのではないかと思うだけです。


 もし様々な契約の事情でなかなか昇格できないのだとしても、それは勝利を目指す中では言い訳にしかなりません。まぁ、かく言う自分もビシエド選手が一軍にいればもっと勝てるみたいなことは言えないんですけど、それは最近の一軍野手陣が結構頑張っているように感じることや、勝敗には投手が関わる面も大きそうと思ったりするからです。


 ただし、ビシエド選手がいれば、過去の試合の一部を拾えたのではないかと思ったり、中田選手や中島選手が身体的にも精神的にもあそこまで追い込まれずに済んだのではないかと思ったりはします。


 まだこれから、ビシエド選手に出番が来る可能性もありますが、ディカーソン選手も活躍しているときにストレートが打てないという理由で降格したこともありましたし、よくわかりません。あの監督の説明が本当だったかも不明ですが。



 さて、ここまでの話が長くなりましたが、自分の目が節穴だったと思う部分の話を。


 まず、村松選手がここまでショートで活躍できると思っていませんでした。今でもショートよりセカンドの方が良いのではと思っている部分もありますが、去年オフの多くの実戦や練習でもショートに取り組み、今春のオープン戦の時点ではさすがにこの人ショート上手くなったと気づきましたが、堂上コーチなどのほうが慧眼だったと思います(当然か)。そんな村松選手も開幕頃はなかなか試合に出られませんでしたけど。


 あと、これは少し首脳陣の責任もあるかと思いつつ、ブライト選手が遠回りしたこと。これを書いている日は一軍での初ホームランを放ったり、このところ代打で四球や安打でよく出塁したりしていますが、今年はファームでも、出だしは良かったものの、そこから昨年の良さがしばらくなくなっていたように見えました。


 今季は二年、一軍で活躍した岡林選手も苦戦してきたものの、ブライト選手も一時期は打ち方に異変を感じ、もう厳しいかもしれないと思いました。開幕前から期待していただけに勝手にショック受けてました。


 でもみんな、がんばってほしいです。オフには退団する選手も出るでしょうけど、移籍することで活路が開ける選手も中には出てくるかもしれません。


 ここで例に出すと失礼ですが、鵜飼選手なんかもこのところ二軍のコーチと共にやってきたことが実ってきたのか、下半身がしっかりした良い打ち方に見えます。ここで話を遡りますが、自分は第一回の現役ドラフトの結果が判明したとき、細川選手はドラゴンズが獲らない方が良かったんじゃないかと思っていました。


 また節穴かよって感じですが、理由としては、鵜飼選手とタイプが被るんじゃないかと思ったからです。


 逆に鵜飼選手が今度、DHもあって使いやすいパ・リーグに行ったら、もしかしたら凄いホームランバッターになるかもしれないと思ったりもします。


 もちろん今後、ドラゴンズのままで主力になる可能性もありますが。



 自分は落合監督が好きだったので、鉄平選手を楽天に行かせて活躍したり、そういうのは好きでした。近年のトレードに関しては、色々思うところありましたけど、それぞれの選手がそれぞれの場で頑張っていること自体は良いなと思います。



 ここまでなかなか長文になりましたが、これだけ書けるのに、今はドラゴンズが勝っても負けても結構どうでもいいんですよ。ファンとしての心が壊れたので。笑


 内心、なんでこんなチームを、応援できる人がいるんだって最近思ったりもしました。でもそれは、感じ方も考え方も違えば仕方ないかもしれません。(追記・仕方ないとは書きましたが心情的には全然納得していないことが判明しました)



追記・加藤翔平選手なども今季はなかなか出番ありませんが、本来は一軍で使いたいような良い選手だと思います。あの脚力と守備力は大したものだと思います。


追記2・CBCテレビ、サンデードラゴンズのビシエド選手特集に感謝します。(日曜の視聴後)

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