先発投手陣の不振について

 開幕から高橋宏斗投手が再調整のため出遅れました。その後は凄まじい活躍っぷりですが。


 今季復帰した大野雄大投手は成績不振で長らく二軍。柳投手も途中から再調整のため二軍。涌井投手も体調不良やケガなどで離脱。


 昨季から引き続き契約したメヒア投手、中10日を基本に回る梅津投手は昨季に比べたら成績微妙(梅津投手の一軍登板数は増えたけど)。松葉投手も今季は9回を投げ切ったり良いところもありましたが、たまに投げて抹消を繰り返す。


 唯一の先発補強とも言えた新人の草加投手は手術のため早期離脱。仲地投手も期待されたが離脱。松木平投手は少し前に支配下登録され活躍中。逆に岡田投手はファームで先発するも一時故障もあって支配下登録を逃す。


 小笠原投手はよくやってくれていると思いますが、本人についた勝敗では現状は負け越し。



 とにかく全体の印象としては、間を空けて回る投手がいたり、故障した投手や再調整中の投手がいる関係もあって、激しい競争を勝ち抜いた人がローテーションに入っているというより、ひたすらここにシフト入れたんで投げてくださいねみたいな印象。


 一部を除いて、なかなか思うような結果が出ないため、ただ首脳陣が予定を立てて回している状態。


 チームの勝ち負けは投手だけの責任ではありませんが、本来、先発投手というのはチームの勝敗においてかなり重要なポジション。


 昨今のプロ野球ではリリーフの重要性も言われますが、理想を言えば6人の先発投手が毎試合完封してくれるのが良いです。なかなかそうはなりませんけど。


 今のドラゴンズの場合は早めに投手に代打が出ることも多いので、あと1回投げてほしかったという、かゆいところに手が届かず、リリーフの登板が増えている印象もあります。


 まぁ得点が取れないために延長戦が長引いて登板数が増えたケースもあると思うんですけど。



 個人的にはシーズン前から外国人の先発投手やFAの山﨑投手や石田投手など、誰かしら新たに獲った方がいいのではないかと思っていましたが、補強の多くは野手となり、アクシデントと成績不振に耐えられなかったと思います。

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