選手起用のあり方

 この前の記事に、ドラゴンズに対して好き嫌いで起用しているんじゃないかという疑念があったことを書きました。


 一方で、本来ならどういう起用法があるべきだと思うか。それはやっぱり、チームの勝利のために選手を能力で見た起用、個性で見た起用です。


 誰にせよ、長所・短所があります。


 野手でざっくりと言えば、打力・走力・守備力。今のドラゴンズはそれが万能な選手ばかりではありません。何かが良くても何かが欠けていたり。



 そしてチームとしての課題が見えたときに、じゃあこの選手はこの長所があるからここで起用してみようか。


 この選手はここが長所だけど、ここが短所にもなるから、こういう起用をしてみようか。


 そんなふうに考えて、チーム力を高めて、勝利を目指すのが本来の形だと思います。



 でも今年は、この選手はここでやってもらわなきゃいけないんだと無理をさせたり。なかなか結果が出なくても構わず使ったり。


 逆にファームで頑張ってもなかなか昇格にならなかったり。


 いつも全ての選手に都合が良いようにチームが回ることは難しいとしても、時には調整や発奮のために経験すべきことがあるとしても。


 今年のドラゴンズが良いサイクルで回っていたとは思えませんでした。

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