詐欺だ。終わってる。

エリー.ファー

詐欺だ。終わってる。

「闇を払う」

「羽が浮かんでいる。勝手の分からない嘘をついている」


「理は言えぬ」

「一人旅のために生きている」


「十字路には呪いが積み上げられている」

「練習あるのみ。死ぬ。サボって生きていく」


「校舎の裏には魔術師が一人」

「時間のある時に、資料を燃やしてくれ」


「変わりゆく現状」

「真っ黒な夜明け」


「掌の底に、何がある」

「砂粒になって殺してくれ。過去のない人になろう」


「サングラスには嘘がある」

「珈琲を握り潰してくれないか」


「黒い絶望」

「崩壊する体験型教育」


「凍えてしまう前に砂を握り潰す」

「リラックスとウェールビィーダムとアルクホールヴェイジョーマ」


「神になるためには虹を渡らなければならない」

「水浸しの生き方のために死んでくれ」


「海こそ美しい」

「椅子の間に人形があった」


「伝統には闇がつきものだ」

「投げて殺す。打って殺す。握って殺す。蹴って殺す。飲ませて殺す」


「変えられないものだ」

「空き缶の中に、太陽がある」


「世界が人を作ったのだ」

「脳味噌を捨てて下さい」


「真っ赤な死が欲しい」

「青い閃光」


「土俵際の地球儀」

「バイセクシャルには奇数がよく似合う」


「積み重ねられた賞金が私たちを変えてくれるだろう」

「白目が似合うプロレスラーは、今日も握った世界の一つに、青い正義の軍隊式敬礼」


「鼠を食べるのだ」

「食べないのだ」


「狐の欠片を渡しなさい」

「黒い珈琲が素敵です。今も淡い思想を持っている。僕にとっては退屈そのもの」


「腕輪と伝統」

「指輪と伝統であるべきだと思います」


「誰にも殺されたくない」

「殺されたくないのは、皆、同じです」


「学んでいる内に死を理解することになるだろう」

「物語には呪いが詰まっている。君には分からないだろう」


「画面の中に冷たい水を見た」

「誰も、お前のことなんか一流だと思ってないよ」


「俵にはプライドが詰まっている」

「子どもの将来を考えて喋れ、バカ」


「真実がある」

「死ねっ、クソっ、バカ死ねよ、この野郎」


「答えがある」

「常識のない猿には調教が必要だ」


「真理がある」

「金属疲労」


「女性の勝ち負けに意味などない」

「潰す。ぶっ殺す。中指を立てる」


「女性は男性の後ろを歩くべきだ」

「ショウタイム。最高じゃないか」


「女性は、弱い生き物だ」

「ダンスバトルが一番面白いと思わないか」


「女性は男性より劣っている」

「頑張れよ、もう少し。ただ、まぁ、手を抜いてやれよ」


「女性には、世界がある」

「楽しいなら、それでいいじゃないか」


「男性は優秀である」

「シビアで最高じゃないか」


「男性こそ本物の人間であり、女性は下等である」

「狂人が生まれるタイミング」


「女性と男性の間には、越えられない壁がある」

「怒りが必要だ」


「女性が優れているわけがない」

「悲しみによって、人間を生まれるのだ」


「男性のために世界があるのであって、女性は礎になるべきだ」

「差別などない。区別があるだけだ。さて、何が問題なのか」






「戦えよ。絶対に負けるなよ」

「負けません。絶対に勝ちます」


「負けるなよ」

「負けません。何度も言わせないで下さい」


「お前の戦いには、価値があるんだぜ」

「ないよ。あるわけないでしょ」

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