第9話 Fランク魔術師は最強魔本使い

タイトル

Fランク魔術師は最強魔本使い

ジャンル

現代ファンタジー


あらすじ

魔法が特殊技術として確立し、存在する近未来。

魔力を持つものは国にとって重要な人材となる。魔術師のわりあいは人口の約1%である。魔術師を多く獲得することが国家の力となるそんな時代の物語。

主人公の本城ほんじょう結沙ゆいさはそんな時代の日本にある六道魔術師養成学園に通う一年生の十六歳。

結沙の魔術師のランクは最底辺のFランクである。

しかし彼女は特待生であった。

それは彼女だけが扱えるとある魔術に由縁する。

結沙は魔本使いであった。

魔本とは結沙の祖父本城ほんじょう字郎じろうがかき上げた百冊の特別な力が込められた書物である。

本城の血族だけがその魔本を使役することができた。

結沙は魔力ある者たちの権力闘争に否応なく巻き込まれていく。


登場人物

本城ほんじょう結沙ゆいさ

六道魔術師養成学園に通う十六歳。黒髪ロングヘアーの美少女。魔力ランクは最底辺のFランク。唯一使用できる魔法はアラジンの指輪に込められた亜空間から物質を取り出すというまのだけ。

ある日Bランク魔術師候補生三人に襲われ、返り討ちにする。その様子を同級生のエリザベス・アストレイに見られ、何故か懐かれてしまう。

エリザベスとバディを組み結沙は数々の事件を解決することになる。

性格は冷静沈着だが家族のことを馬鹿にされると激昂する。

使用魔本

「三銃士」「真田十勇士」「里見八犬伝」「ドラキュラ」「水滸伝」


エリザベス・アストレイ

六道魔術師養成学園に通う十六歳。金髪碧眼の美少女。グラマーなスタイルを誇るAランク魔術師。炎の精霊魔法を得意とする。

三人のBランク魔術師を瞬時に圧倒した結沙を慕うようになる。

魔術師の名家アストレイ家の令嬢。

目立ちがり屋で勝ち気な性格をしている。


甲斐堂かいどうゆう

六道魔術師養成学園に通う十六歳。結沙とエリザベスの同級生。Cランク魔術師。甲斐堂流忍術の後継者。おかっぱ頭のごく平凡な顔立ちをしている。風景に溶け込み、存在を認識させない特技を持つ。

結沙の幼馴染。


本城ほんじょうしおり

結沙の母親。魔術師の犯罪者を捕獲する機関のエージェント。六道魔術師養成学園の司書を務める。

使用魔本

「海底二万マイル」「怪盗紳士アルセーヌ・ルパン」「アーサー王伝説」


用語解説

魔本

本城字郎が書き上げた特別な書物。

魔本使いはその書物から登場人物を召喚し、使役することができる。書き上げた魔本は全部で百冊である。


魔術師ランク

魔術師はその魔力に応じ、ランクされている。ランクがあるためそれを理由に差別するものがいる。


魔術師養成学園

国立の魔術師養成機関。国にとって重要な人材を養成するため、そして魔術師を管理するための機関でもある。全寮制で5年制である。16歳から21歳までの魔術師候補生が通う。


国家魔術師

国により認定された魔法使い。在野の魔法使いは単に魔術師と呼ばれる。

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