第4話 なろう系アンチについて

なぜなろう系は嫌われるのか?

みたいな疑問ありますよね。

SNSでよく見かけるワードです。

結論からいうとそれほど嫌われていないと思います。

本当に嫌われていたらあれだけの数の作品が書籍化し、コミカライズし、アニメ化するわけがない。

ある程度の人気があるからではないでしょうか。

自分もそういうストーリーがかなり好きですね。


主人公が苦労せずに女神さまからチート能力をもらい、奴隷のヒロインを救い好意をもたれ、俺ツェーで無双し、なんかやっちゃいましたととぼける。

だいたいなろう系のイメージってこんなのですね。

しかし、このような作品ばかりでしょうか?

無職転生のルーデウスはチートでもなんでもありません。ルーデウスは作中でも強い方ですが、ボロ負けすることもあります。

盾の勇者の成り上がりなんかは序盤は苦労の連続です。

Reゼロから始める異世界生活のスバルは死んではやり直しの繰り返しで、決して楽はしていないですよね。

薬屋の一人ごとや君の膵臓をたべたいなんかも小説家になろう発ですが、なろう系とは呼ばれません。

一口になろう系といってもライトノベルの定義みたいにすぐに別の例が出てくるので曖昧なものです。


またなろう系よりも純文学のほうが高尚だとかも言われます。これは明確に違うと思います。

シンプルに小説としてのジャンルが違うだけだと思いますね。

それにしてもそろそろなろう系だけじゃなくて、カクヨム系って言われてもいいのではありませんか。

事実ファンタジー系の作品はカクヨムがかなり追い上げています。

小説家になろうは異世界恋愛の方が人気あるようです。

もうすでに「なろう系」という言葉すら古いのかもしれません。

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