第3話 社畜童貞アラサー女子を拾う

タイトル

社畜童貞アラサー女子を拾う


あらすじ

社畜で童貞の筑紫慎吾つくししんごは何時も通り最終電車で帰宅する。

帰り道にコンビニに立ち寄り、買い物をし、帰路につく。

誰もいない道の街灯の下、体育座りの女子と出会う。スウェットの上下にサンダルと冬の夜にはかなり寒々しい姿をしていた。

彼女の名前は田桐美代子たぎりみよこといった。スウェットの上からでもわかるむちむちのエロい身体をしていた。


「私を拾って下さい」

美代子はいった。

そのむちむちのエロい身体に惹かれた慎吾は美代子を連れ帰る。


翌朝、慎吾はニュースで知る。美代子はとある殺人事件の犯人だった。

だが、美代子はやっていないという。


もし真犯人を捕まえてくれたら、彼女になるという条件を慎吾は美代子に提案する。

美代子はそれを受け入れた。


美代子は交際相手の及川隆也おいかわたかやを殺害したとして警察に追われている。なので美代子は部屋から出ることができない。

美代子が慎吾が仕事にいっている間にその部屋にストーカーの鈴森美里すずもりみさとがあらわれる。ベッド下にかくれ、難を逃れる。


慎吾は美里の協力のもと及川隆也を調査する。

なんと及川隆也は美代子以外にも彼女が二人いた。美代子は及川隆也にとって三人目の相手だったのだ。隆也の二人の彼女である吉川清美よしかわきよみ高良川たからサラが及川隆也を殺害したのだ。

清美とサラは美代子になりすまして、及川隆也を呼び出し美代子の部屋で殺害した。及川隆也が持っていた美代子の部屋の鍵で玄関を閉め、さらに隆也になりすまして美代子を呼び出し、同時に警察にも通報した。


ジム帰りの美代子は自室で彼氏の隆也が死んでいるのを発見し、しかもパトカーのサイレンを聞いた彼女は反射的に逃げてしまった。

そして慎吾に拾われたのだ。


慎吾は美里に協力してもらい、清美とサラ両方に罠を仕掛ける。どちらにも相手が今度は罠にはめようとしていると信じ込ませる。疑心暗鬼になった二人は喧嘩し、お互いを罵り合い、おまえが隆也を殺そうとしたと言いあう。

そこに警察が駆けつけ、清美とサラは逮捕される。

晴れて慎吾は美代子と付き合う。しかし、すぐに別れてしまう。

美代子も浮気癖があたのだ。

そして結局、慎吾は美里と交際する。


筑紫慎吾

二十二歳の社畜童貞。帰宅時にやたらとエロい身体をしたアラサー女子を拾う。


田桐美代子

二十八歳のスポーインストラクター。

帰宅してら彼氏の慎吾が刺されて殺されていた。反射的に逃げ出して、慎吾に拾われる。


鈴森美里

二十歳の慎吾の大学時代の後輩。密かに慎吾に思いをよせ、ストーカーとなる。ピッキングの特技をもつ。

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