八咫烏異聞 「展覧会の絵」
いむ
序章
どれぐらい歩き続けたろうか?
空けない夜、大きな月、こぼれるような星空。
歩いても歩いてもまた同じところに戻る世界。
なぜ私はここにいるのか、なぜ来たのかさえ分からない。
誰か、誰か…
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