【FC】ファイナルファンタジー3 おすすめジョブチェンジ

【概要】


 久しぶりにファミコン版をプレイしたので、ゲーム全体を通しておすすめのジョブ編成はどのような形になるのかを考えてみた。


【最序盤について】


 南極の風は温存すること。ランドタートル戦では、2番目と3番目のキャラに盾を持たせ後列に下げて防御か回復、1番目と4番目のキャラがナイフ二刀流で攻める。本作におけるターゲッティングの仕様(なぜか2番目と3番目が狙われやすい)を利用した小技である。


 理想的には、ランドタートルを倒した時点でレベル4にならない(次のレベルまで34ポイント以上)状態で倒したいが、無理にこだわる必要はない。下手に逃げようとすると死人が出て、かえって非効率である。


【風のクリスタル解放後】


 とりあえず全員をモンクにする。今は少しでもHPを上げたいので、レベルアップの際は可能な限り体力の高いモンクで行いたい。外に出てセーブ後、祭壇の洞窟に引き返してレベル5くらいまで上げておく。回復の泉があるので効率が良く、ドロップでポーションも集められる。


 白魔を入れる必要はない。ダンジョン内での回復はポーションで行う。お金がほとんどかからないので、これでも十分足りる。最初はヌンチャクを装備したほうが強いが、祭壇の洞窟なら命中率の高い素手のほうが有利だし、そこでレベルが上がるうちにヌンチャクは不要になるので最初から素手のままでよい。


 Lv9になると攻撃回数が4回になるので一気に強くなる。ジンに挑む前にここまで上げるのは過剰だが、最低でも山に登る段階で上げておきたい。


【トーザス~ネプト神殿】


 定石通りに、黒魔道士3人・白魔道士1人にする。ここでのポイントは白魔にするキャラの選定である。1番目か4番目のうち、HPの高いほうを白馬にすること。この状態でレベルアップは行わない予定なので体力を気にする必要はないのだが、スポット参戦の黒魔と異なり、白魔は今後も出番がある。ターゲットになりにくい1番目か4番目のキャラを選ぼう。戦士系のジョブよりHPの伸びが悪くなりがちなので、現時点で一番HPの高いキャラに担わせるというわけだ。


 なお、小人状態で挑むダンジョンは全逃げでいける。黒魔を入れるのはボス戦のためで、つまりネプト神殿に挑む直前で構わない。実際は宿屋でMPを回復する必要があるのだが。


【オーエンの塔~炎の洞窟】


 オーエンの塔ではモンク3人、白魔1人で突入。白魔はカエル地帯を抜けたらケアルでHPを回復してからモンクにチェンジ。ファミコン版だとメデューサのブレイクが無効(敵味方問わずボス戦では不発する仕様らしい)なので楽勝である。


 炎の洞窟に行く前にアイスヘルム4つを買い、何でもいいので盾を4つ用意しておく。ボス戦の手前で1人を戦士、残りを赤魔道士にする。アイスヘルムと盾があれば炎のダメージは2桁に抑えられる。あとは戦士がフリーズソードで攻撃しつつ、赤魔はひたすら南極の風とポーション。


 あらかじめナイトへのジョブチェンジを見越して、古代人の村でフレイムメイルを3個買っておくと便利である(1個はオーエンの塔で拾える)。アイスヘルムとセットで装備すれば弱点を耐性で上書きできるので非常に強い。


 アーガス城の宝物は、メデューサの矢以外は売ってしまって構わない。学者は使わない。あとはルーンの弓だけ確保しておけばよい。


【ハインの塔~水の洞窟】


 ここからしばらくは全員ナイトで攻略する。フレイムメイルとアイスヘルム、ミスリルの小手で固めれば全員二刀流でOK! 武器はなるべく属性違いを持たせたい。サーペントソード(雷属性)を全員に持たせておくと今後の展開で役に立つ。


 ハインの城へも全員ナイトで乗り込んで構わない(事前にミニマムをかけておくとよい)。ハイン戦に学者(見破る)は不要で、ここで拾えるキングスソード(無属性)を装備したキャラにバッカスの酒を使えば力押しで倒すことができる。少なくともLv17で片手3回ヒットが出せるなら余裕。もっと低くても時間をかければ倒せる。ウインドイレースバグを避けるため、2ターン目以降はアイテムは使わないほうが無難。攻撃はぬるいので回復なしでも問題ない(フレイム+アイスで固めているなら)。


 浮遊大陸を出る前に、ポーションと毒消しを買い込んでおきたい。特にポーションは飛空艇奪還までは買えなくなってしまう。あと魔法の鍵もあるとキャパシティを節約できる。まあ忘れても構わないが。


 水の洞窟も相変わらずオールナイトで行く。遅くともこの時点でレベル17にしておくとヒット数が増えて有利である。


【アムル下水道~ゴールドルの館】


 ナイトより体力の高い空手家が使えるようになったので、さっそくジョブチェンジ。カイザーナックル8個を含む装備を揃えておきたい。素早さが32になれば8回ヒットが出る。


 魔法の鍵を買い忘れた場合は、ゴールドルの館の解錠のためにシーフを使うことになる。ヒントとして、モンクを経由すれば消費キャパシティを節約できる。


【古代遺跡でレベリング】


 飛空艇を取り返したら、サロニア上空をスルーして古代遺跡に向かう。攻略ルートを外れており、現時点では強敵が出るが、最大でも2体の出現なのでメデューサの矢を使えば簡単に狩れる。


 現時点で最もHPの高いキャラを狩人、それ以外を空手家にして、メデューサの矢が無くなるまで狩り続けよう。空手家は防御でダメージを防ぐ。空手家を後列に置くとバックアタック時が非常に危険なので前列のほうがいいかも。


 メデューサの矢は完全個数限定品だが、どうせボスには効かないので有効活用すべきである。アーガスの他にはサロニアでも手に入る。


【サロニア~魔法陣の洞窟】


 ガルーダ戦では素直に竜騎士を使うべきである。キャパシティがたっぷりもらえるので、すぐに空手家に戻しても不足することはないはずだ。


 魔法陣の洞窟は真面目に魔法で戦うよりはとんずらしたほうがいい。2番目と3番目のキャラは空手家で防御させて、先頭と4番目がシーフでとんずらである。シーフになるときはモンク経由が安上がり。


【時の神殿~古代遺跡】


 時の神殿はオール空手家だとバックアタックがきつい(メイジキマイラに雷を連発されると非常に危険)。短いダンジョンなので割り切るか、風水師の地形に頼るかはお好みで。時の神殿には隠し部屋がある。守りの指輪は非常に優秀なので絶対に回収しておくこと。


 ウネから炎の牙をもらったら古代神像を爆破しに行く。この時点で3つまで破壊でき、炎・水・風の牙を消費してアイテム欄に余裕を作ることができる。


 古代遺跡攻略の目安は、ナイトで8回攻撃が可能になるLv30。まだ到達していなければ入口付近で戦ってレベルを上げておこう。途中にある店で古代の剣とディフェンダーを4本ずつ揃え、ナイトで二刀流して戦っていく。1人を白魔道士にしておくとサイレスで増殖(分裂ではなく仲間を呼ぶタイプ)を防ぐことができる。古代の剣はここにしか売っていないので、いずれにせよ4本は買っておくこと。


【暗黒の洞窟】


 本作屈指の難所として知られる。ここでは魔剣士ではなくナイトでの攻略を推奨。攻撃回数が10回になるLv33が突入の目安。海底の寄り道ダンジョン(サロニア地下、三角島の海底洞窟)でレベルを上げておくことをおすすめする。オーディンはディフェンダー二刀流でノーガードで削り切るのが良い。


 暗黒の洞窟は基本的には全員ナイトで進む。メデューサの矢が余っていれば(撃ち尽くすまで)狩人を入れてもよい。道中はディフェンダーと古代の剣の二刀流、ボス戦ではディフェンダー二刀流なので、今のうちに買い揃えておくこと。


 ドーガの洞窟も空手家メイン。ボス戦では一人や二人が死ぬかも知れないが全滅することはないと思われる。


【古代の民の迷宮】


 ここに行くまでに寄り道として、浮遊大陸でリヴァイアサンとバハムートを倒しにいこう。構成は全員ナイトで良い。道中では古代の剣、ボス戦ではディフェンダー二刀流。経験値が高いのでレベルがガンガン上がるはず。もう細かいことを気にする必要はない。


 同時に、魔法も買い揃えておく。基本的には2人分(1番目と4番目のキャラ)で十分だ。以下のおすすめリストを参考に(ジョブ解説に載せたのと同じもの)。他には羽根付き帽子を人数分持っておきたい。


 土のクリスタル解放後、導師を一人入れる。回復はもちろん、ミニマムやトードで一撃必殺を狙える(主にバックアタック時に重宝)。レベルが上がりそうになったら魔人にチェンジすれば体力が高いのでお得。空手家と異なり、チェンジしてもMPが減らないことに注目したい。


【エウレカ】


 リボンと円月輪だけ回収して最下層を目指す。最終パーティは賢者・忍者・忍者・賢者が安定。賢者は全ての棒+ゴーレムの杖に、羽根付き帽子・白のローブ・守りの指輪。忍者の防具は羽根付き帽子・黒帯道着・クリスタルの小手がおすすめだ。リボンは賢者に優先的に装備させたい。


 このままラストダンジョンへ行くよりは、いったん熟練度稼ぎを兼ねて迷宮の外に引き返しつつ、アイテムの整理を行うことを推奨。


【ラストダンジョン】


 もはやエリクサーを惜しむ必要はないので全力で戦う。油断すると死ねるので回復はこまめに。ボス戦では忍者に盾を装備させてプロテスでしっかり固めると安定度が増す。手裏剣を使うべきは闇の世界の中ボスであり、ラスボス戦には不向きである(アイテム欄を開くと補助効果が消えるバグがあるため)。ここまでくればエンディングは目前。健闘を祈る。


 *


【最終的な魔法構成】


 召喚カタスト(オーディーン)は微妙なので抜き。



 1:ケアル・エスケプ

 2:トードorミニマム・アイスン

 3:ケアルラ・テレポ・スパルク

 4:シェイド・サイレス・ヒートラ

 5:ケアルダ・レイズ・ハイパ ※1

 6:バイオ・デジョン・ヘイスト

 7:ケアルガ・エスナ・リバイア

 8:アレイズ・バハムル


 ※1:ボス戦ではプロテスを推奨(ケアルダかハイパを抜く)

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