詩
kaoru
詩「一瞬」
目の奥が揺らめいたのは
あなたを目にした瞬間に
近づきたいと思ったの
それでも一歩も動けずに
ただ時間だけが過ぎていく
どのくらい時間が過ぎたのかな
一瞬が長かったのはあなたの顔が心の奥の奥の方に残っていたから
その一瞬一瞬を積み重ねるように何度も時間を一緒に過ごせた幸せを
奇跡だったことに気づくのはずっと後になってからだなんて
とてもではない。私たちの轍が重なることは無いほど遠い存在だったんだ
そんな偶然という奇跡に、必然という運命に
これってもしかしてあなたが用意してくれたことだったのかな?なんて
わずかに期待してしまう
期待が本当でも違っていても今幸せなのは実感している
笑って笑ってしわが付いていく様子をあなたと一緒に過ごせるなんて
愛してることに人はいつ気づくのだろう。そんなことをいつも考えているのに轍が重なったときがその瞬間だったんだ
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