能力≪空間≫ を手に入れたので、異世界でバリバリ最強を極めようと思う。

拗らせ厨二病

第一章 異世界での成長編

第1話 やる気のない神からもらったのは…

転生した。

転生した、というか一回死んだことは確かだ。生きてはいないことはこの非現実的な状況からはっきりとわかる。なぜかって?

真っ白な部屋の真ん中に、黒髪の美しい女神さまが

からだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


僕、天月薫あまつきかおるは高校一年生だ。

両親は交通事故で僕が中学生の時に死亡。以来、親のなけなしの遺産と春から始めたバイトで何とか生活を保っている。


「はぁああああ…上手くいかないなぁ。またバイトで怒られちゃった…」


レストランでのバイトがはうまくいかず、毎日のようにミスをして怒られていた。


「学校も行きたくないなぁ…明日から体育祭練習だし…。」


また、バイトもろくにできない彼が、高校生活がうまくいっているわけがなく、教室の隅の席で静かにラノベを読んでいる毎日だった。


学校と一日四時間のバイトをこなし、疲れて帰宅し、倒れるように眠る。

それが彼の日常だった。


だがその日は違った。

帰宅途中には起きた。

歩いていると急に足元が消えた。


「え?」


落ちる。


「うあああああああああぁぁぁあああああ!」


早い。落下してる?どうしよう。助からない。

「死」が頭によぎる。


まだやり残したことが、、、ないな。

正直未練とかないし。

でも痛いのは嫌だなあ…




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

で、今に至る。

痛いとかは特に感じなかったので良かった。

が、とにかくこの状況の説明をしてほしい。


凄くガラの悪い女神さまが机に脚を載せて煙草を吸いながらス〇ッチをしている状況を。


いや、多様性の時代だから。別に女神は清楚系じゃなきゃいけないなんて決まりはないと思うけど!流石にこれはないでしょ!


「おい、全部聞こえてんだけど?」

「ひぃ!」


丸聞こえだったらしい。


「ちっ、お前のせいでス〇ブラ負けちまったじゃねえか!私の無敗記録どうしてくれんだぁ?あぁ?」


「す、すみません…」


「ちっ、空気も読めねえのかよ!これだから最近の人間は,,,,」


理不尽すぎるが相手には心が読まれてしまうのでこの感情は心の奥底にしまう。


「はぁぁ、まったく。で、お前は何しに来たんだ?」


いやそれが聞きたいんですけど⁉

いや、でも相手は心が読めるんだよな?もしかしたらあの性悪女神が全部聞いてるかもしれない。落ち着け。平常心、平常心。


「聞こえてんだよ!誰が性悪女神だ!」

「すみません!」


「はあ、そんなこともわからねえのかよ…いいか、お前は死んだ。これよりお前は転生する。以上!」

「…それだけ、ですか?」


「なんか文句あんのか?」

「い、いえ!特に!」


「あー、もううっせえな…これやるからあとは勝手にしろ!」

そう言った途端、僕の体が光り始める。


「うおおおおお!体に力がみなぎる!?」

「よし!これでいいだろ!おい、連れていけ。」


力がみなぎったのも束の間、俺はボディーガード的なごつい二人組に連れていかれたのだった。。。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【作者コメント】

今日から連載スタートです!

温かい目で見守ってください!

また面白いと思ったら、フォロー、応援、コメントお願いします!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る