第14話

 川に差し掛かると、素手のおばあさんのすぐ近くに大きな物が飛んできました。

 それは3メートルほどの熊でした。完全に意識を失っています。


 視界の先には、全身緑色の男がいます。


「ここは姥捨て山じゃないぞ」

「知ってるよ」

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