神谷モロの小話

【時事ネタ】ＮＨＫ党について思う事

　最近ユーチューブをみていて、政治系がやたらお勧めされたのでうんざりしたものです。

　今に思えば都知事選の影響が大だったらしいというのが界隈での印象ですかね。

　それにしても私は選挙のたびに、ネットを賑やかにしている新興政党に投票していますね。

　ＮＨＫ党、参政党ところころ変わる無派閥といったところですか。　

　まあ私の一票、たかが一票なので大勢には全く影響がないので語ってもいいでしょうか。

　私は一人暮らしの賃貸マンションに住んでいたことがあります。

　初めての一人暮らしで、電気ガス水道の契約をしたものです。

　田舎の新築マンション、当時インターネット回線が無かったので、ＮＴＴへ個別に光ケーブルを引いてもらうとかいろいろ大変でした。

　当時、とはいえ１０年くらい前の話ではありますが、田舎のマンションは光ケーブルが無かったのです……。

　私は、それまでは割と都会に住んでいたのでインターネットを引くのがこんなに大変だとは思いませんでした。

　設置までなんやかんやで３か月とかかかりましたね。

　それまでの間は仕事を終えるとネカフェに直行、食事とニコニコ動画を楽しむ人生でした。

　田舎だと、光回線をつなげるのもなかなか難しいものだなあと思っていました。

　仕事に忙殺されるなか、３か月経ち無事に光回線が開通、快適なインターネットライフのはじまり。

　テレビなんていらねーぜと思っていたのですが。それはやってきました。　

　ピンポーン。

「こんばんわーＮＨＫですー」

「あー、はい、家、ちゃんと払ってますよー」

　そう、私はちゃんとＮＨＫの支払いはしている。

「あー、いえいえ。実はお宅のマンション衛星放送のアンテナが設置されまして、ですので衛星放送の契約料金の更新を！」

　そう、タイトルに戻ります。別にＮＨＫに料金を払うのは良いんですよ。

　ただね、衛星放送はサブスクやろがい！

　そんな明らかに嫌な顔をした私を察したのか、集金人のベテランのおっちゃんは言った。

「あー、法律で決まってますんで―。ニッコリ。ＢＳ放送面白いですよ？　見ないと損ですよ？　ニッコリ」

　そう、当時、ネットでＮＨＫ党とのバチバチ喧嘩を知っている私は、このトラブルに巻き込まれたくなく。

　一生見ることのない衛星放送の契約をしたのでした。

　しかも集金人のおっちゃんは持参した謎の端末でカードから暗証番号を入力させ、引き落とし契約までダイレクトでさせる恐ろしさ。

（あれって私の人生でＮＨＫさんしか知らんのですが、ダイレクト引き落としマシーンはありなんでしょうかね……）

　せっかくインターネット回線を繋いでいるのに、さらに衛星放送に契約しろと？　馬鹿な、嘘……だろ。

　その金で他のサブスクを契約できるのに……と、理不尽な思いをしたものです。

　せめて、ＢＳとやらで私が好きなコンテンツ、最新のアニメやＢ級アクション映画、ヴァンダムやセガール特集。

　ドキュメンタリーならナショナルジオグラフィックスなどの好きな映像作品なら良かったのですが。

　当時は流行の韓流恋愛ドラマばかり。バカヤロー、誰が見るかよ。ジャンルが主婦層に偏り過ぎだっての。

　私が思う事。ＮＨＫさんは衛星放送くらいはサブスクにしろよ！　サブスク時代に誰がＢＳ放送を見るんや！

　もちろん、マンション側が衛星放送受信機を買ったのですから、支払い義務はオーナーにあるのでは？　とか、いろいろ裁判のネタにはなるのでしょうね。

　でもバカヤロー、一般人は暇じゃないし、法律の知識はねーっての。揉め事に巻き込まれるくらいなら金は払います、勘弁くだしあ。

　……あ、なるほど。だからＮＨＫ党が国政政党になったんだなーと。

　決して面白半分で議席を得たんじゃないんだと、彼らの支持層には根深いヘイトの感情があるのだと、そんな感想を持ったのでした。

　追伸、私はＮＨＫをぶっ壊せとは言っていません。

　ＮＨＫには面白いコンテンツがたくさんありますね、それをサブスク化していつでも見れるようにしてくれればいいんですよ。

　４Ｋ画質の宇宙望遠鏡映像とか私大好きです。サイエンスチャンネルをサブスク化してくれたら直ぐに課金しますよ。

　以上、時事ネタ？　と私の思い出の話でした。