第十一回 焦る

 昨日、『まち』に行った際、古本屋に寄ったのですよ。

 で、読んできました『結界師』の最終巻。

 ……うん、途中すっ飛ばしているので経過がわからん(←当たり前)

 でも予想していた通り、世界が広がって主人公にかかる負担がマックスになっていたなぁ。

 まぁ、そういう役目があるからこその主人公だとも言えますが。

 諸々解決してはいるが、苦みの残る、週刊少年サンデー掲載の少年漫画らしい終わり方ではありました。

 いくつもの犠牲の上に立つ問題の解決は、大局で見ればハッピーエンドなんだけど、決してめでたしめでたしとは言えないビター加減で、それでも主人公たちは前を向いて進む。

 伝奇風味能力バトル系少年漫画として『うしおととら』の系譜にある、実に少年サンデーらしい作品でしたね。

 最終巻読んだ後、第一巻から三巻くらいまでをざっと読み返したんですが、アニメと原作とでの微妙な差異があって、アニメから入った者としては興味深かった。

 主人公が「誰も傷つけない」と決意するに至った、女主人公の怪我。

 アニメでは傷跡は見えない処理になっていたけど、原作ではバッチリ大きく残っていて、主人公の行動原理のシンボルとして、これは原作の方がわかり易くてよいな。

 正統継承者には継承者の証しが身体の一部に現れるという設定があり、ヒーローは右の手のひらで、ヒロインは左の胸なんですよね。

 原作では前任の継承者(ヒロインの祖母)がポロリして、って読者に教えてくれるわけなんですが、アニメではヒロインの入浴シーンでちらりと見せてたような記憶があるんですよ。今回の再放送でそのシーンのある回、観てないので絶対にあったと言い切れないのがもどかしいのですけど……。

 この入浴シーンでアニメを見続けることを決めた覚えがあるんで、この継承者の証しを視聴者にわからせる描写は、アニメに軍配があがります(爆)

 ただゴールデンタイム放送の一般視聴者向けアニメだったためか、ヒロインのサービスシーンはこれっきりだったような……。

 キャラクター的にきつく見えるところが多いのだから、もう少し手心というか、サービスシーンあってもよかったんじゃないかと未だに思ってます。

 ヒロイン、素材はなかなか良かっただけに、もったいないのよね。


やばいやばい。時間が差し迫っているというのに、YouTubeでやってる

『SUPER DOMMUNE 渡辺宙明生誕99年SPECIAL』に聞き入って、全然書くイメージが湧いてきません。

 宙明先生と作られた作品に関する逸話やらなんやらのトークが面白過ぎて堪りませんわ。

 もうそろそろ『ダンジョンの中のひと』も始まるっていうのに、もうどうすりゃいいのさっ?(汗)

 ……結局YouTube流しながら『中のひと』観てました。その間、手は動いていません。

 ピーンチ。


 ……とりあえず今夜はこの辺で。

 ではまた明日。

 

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