「冬の蝶」★★★★★★★★★☆
〇収録「ボッコちゃん」
〇評価(10点満点)
アイデア:4(5点満点)
文章 :5(5点満点)
合計 :9
〇あらすじ
科学の進んだ未来。その恩恵を受け、若い夫婦は快適な生活を満喫していたが……
〇寸評
あらすじを書くのがむずかしかった。それは良作のあかしであろうか。
まったくむだのない散文詩。科学文明と自然のすばらしくも残酷な対比。
星新一を代表する傑作と言える。未読の方はご覧あれ。
ただし、タイトルにすこし、本文とのずれを感じる。このタイトルでいくのならば、『冬の蝶』をもっと活かすべきだったのではないか。
人間がそんな簡単に死ぬのかと思いつつも、構成上、そうでないと話がしまらない。その点のリアリティを追求すると冗長になり、名文を損なう。
文章の美しさを味わう作品か。
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