トンネルが苦手
私はトンネルが苦手だ。
車で通るようなものもだめだし、人が通る用の小さなトンネルでもだめだ。
何かいそうで怖いのではなく、生理的に無理というのに近い。
あるとき、バイトでポスティングをしなくてはならなくて住宅街を回っていたときのこと。
そこに小さなトンネルがあった。
ペアを組んでいた人がそのトンネルを通って向こうへ行こうと言う。
私は散々嫌だと言ったのだが、強引に腕を掴まれトンネルを抜けることに。
何てことはなく無事抜けられたあと、ペアの人が笑顔で言った。
「あんな死んでからもずっと立ってるだけの存在、怖がっちゃだめ」と。
私は何も見ていないのに。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます