16 ソフト/クワイエット
ソフト/クワイエット(2022)
今年観た16本目の映画は『ソフト/クワイエット』でした。
全シーンワンカットのスリラーらしかったので観ました。ワンショット映画って2時間くらいある映画をずっとカメラを回しっぱなしにしているように見せ掛けて撮るという手法です(実際に2時間回して撮った「ボイリング・ポイント/沸騰」という映画もある)。わざわざ手間の掛かる手法なんですが、この手法で撮られた映画は、今、目の前で事件が起きているような臨場感と緊張感がすごいです。
「ソフト/クワイエット」は、綻びがどんどん大きくなって最後は崖から転がり落ちるような物語なので、ワンショット映画の緊張感がピッタリでした。
有色人種差別をする女性たちが集まって、悪口を言っているうちに、本当に有色人種の女性の家に忍び込んで、酷い悪戯をしようとしたのだが、悪戯では済まなくなってしまう話。
緊迫感があって面白かったのは事実ですが、もう1回観たいとは思わないくらいの不快感がありました。
内容が「ヘイトクライム」で、この映画の場合は、白人による有色人種差別を扱ってます。ヘイトクライムの問題って、自分の中ではうまくまとまらないんで、それをこんな駄文みたいなところでは書けません。そういう問題提起が含まれるのも映画の魅力ではあるんですが、うびぞおはもっと単純に映画を楽しみたい方です。
ちなみに、今年観た17本目の映画は、邦画『“それ”がいる森』。
こういうどこかのホラー映画のネタを雑に寄せ集めただけの映画ってもうホントに大嫌い。
最後まで観た自分は馬鹿だけど、逆に偉いとも思うわい。
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