応援コメント

第29話 とある自衛隊系YouTuberの防災動画を題材に③」への応援コメント


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    ここまでの自衛官の方のお話、すごく参考になりました。
    発災から一週間、「生きること、生き延びること」が重要ですから、そこまで物資も電気も水道も無い中、いかに生き延びるかと考えると、このお話は色々活かせる面もあると思います。
    ただ、お年寄りと話をすると、「高い所へ、そして避難所へ避難したくても足が辛くて……」と言う言葉をよく耳にします。平地で周囲に高所が無い土地(津波浸水予想区域はこういう土地が結構あります)に住んでる人だと、これは結構死活問題かな? とは思いました。特に親族が遠い土地に暮らし、身寄りがない人だと……。この辺は行政にかかる問題でもありますが、こういう避難弱者をいかに支えるか、色々な視点から考えなくちゃいけないと思いました。

    作者からの返信

    ここまで具体的に提案されても、あくまでこれは「上手くいった場合の想定」という域を出ていないんですよね……💦
    実際、東日本大震災の宮城県での津波による死者は、広大な仙台平野の高台の無いところで多く発生しています。
    身も蓋もない言い方をしてしまえば、住んでいる場所で生死が決まってしまうという要素もあるのですよね……。
    津波避難タワーも整備がほぼ完了しているのですが、実際現場に行ってみると、お年寄りは尻込みしてしまうような高さと構造なんですよね。
    上まで登ると、そこは吹き晒しの展望台みたいな造りで雨風もしのげない……
    これでは避難に二の足を踏んでしまうのも無理はない、と思ってしまいます。

    究極的には、津波浸水域に住まないようにするしか無いのですが、これは今となっては現実的ではありません。しかし、三陸沿岸の長大な防潮堤を思うと、高台移転のほうがスマートだったような気がしてしまうのもまた事実です。

    動ける人が頑張るしか無い、というのが現状でのできること、なのかもしれませんね。

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