私の原点の作家の伝記。
私が作家を志すきっかけになった作家さんや漫画家さんはたくさんいるのですが、原点といえる作家さんは、大きく分けて二人います。
一人は、はやみねかおる先生。怪盗クイーンシリーズが大好きでした。
そしてもう一人は、ミヒャエル・エンデ先生です。「はてしない物語」「モモ」が原点です。
本嫌いな小学生のころの私を変えてくれたのが、「はてしない物語」でした。
そんなミヒャエル・エンデさんの伝記が出ていて、それを読んでみました。
今日はその中で、私が感銘を受けたエンデさんが執筆中大切にしていたことなどをまとめてみたいと思います。メモそのまま載せるのでむちゃくちゃです
♢♢
作家のぼくは満足してる?
キライな学校通ってまで脚本の理論学んだのに書いているのは日銭稼ぐ文ばかり。
お前は一体何を書きたかった?作家のぼくはこのまま花咲くことなく、枯れてしまう
題名忘れたけど、いい物語。語り継がれてきた古い物語。誰の心にもある夢を、幻想を、冒険を、人々が街角で何十、何百年も語りつぐ物語。そういう物語が書きたい。
スケッチ→暗いアトリエでひらめきを待つ。
ひらめきを捕まえると小さな明かり、書き留める。
自分の考えがとどかないところから「絵」を拾ってくる。
初めて書いた台本のおひろめ会→誰も聞いてない、話題にもしてくれない。
ただ一人だけが認めてくれた。たった一人でもぼくの芸術を分かってくれた。
芸術だけでは食べていけない。
どんな話なのか、どんあ登場人物が出てくるのか何も決めずに書き始めた。
次の行で何が起きるのか、本人も知らなかった。
物語の種→日常で思いついた小さなアイデアをメモにして集め、箱に入れてた。
エンデの物語は、すべての文、言葉の一つもおろそかにしない。
読者もまた語り手になれる物語の「すきま」があること。
読者と共に物語を歩む主人公がいること。
あらゆる芸術を愛した。神話や空想の世界が身近にあった。
物語の持つ力信じ、筆をふるった。
永遠に語り継がれるすばらしい物語を生み出す。
今の君はそう感じたのかい、聞かせてくれてありがとう。
物語はたった一つの正解を作者が読者に押し付けるものじゃない。
物語がどんな色に見えるかは人それぞれ。その時々で違ってもいい。今の自分だけの物語がある。物語に入り込んだら、思うままに体験していい。してごらん。そうして見つけた何かを胸に抱いて現実の自分に帰っておいで。
二つの世界を行ったり来たりできる君たちならどちらの世界も健やかにする。
そう願っている。
自由な発想で自分の考えで自由に決定する制度。
物語は、想像力をはたらかせて体験するもの。
作者が物語を押し付けるのではない、読者が受け取る。その時々で感じることが違っていい。正解は一つでない。そもそも正解なんてない。
主人公が異世界を冒険し、成長、宝を持って帰る。→神話、伝説など。ヒーロージャーににおけるベタ。
幻想と創造の世界の行き来→両方を豊かに。
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