子どもの言葉は愛おしい
赤ん坊が言葉を覚えていく過程はとても面白いものでした。
世界を知りたくて、親の真似をして、だんだん人になっていくようで。
ちなみに息子とした意味のあるやり取りではっきり日本語っぽい最初のものは、
私「しまった、○○しちゃった」
子「あーあ」
です! 十ヶ月の子に突っ込まれた……。
あの子は「見る! たい!」なども言いまして興味深かったです。「見たい」は「見ることをしたい」なんだなとしみじみ思った次第。
そして子どもの言い間違いはどうしてあんなに愛らしいのでしょうか。「とうもころし」「がじゃいも」などは有名なところですね。でもそんな、音がひっくり返るだけの単純なもんじゃない!
うちでは「あもも(さつまいも)」とか……姪っ子の魔改造語「がんがりれ(カレンダー)」もすごかったな。
正しさなどいい、伝えたい。そんな根源的な欲求がそこにはありました。そういうものを見せて聞かせてくれてありがとう。
子どもをちゃんと育てているかというと、たぶん失敗だらけです。でもごめんよ、母ちゃんは君たちを育てるのがとても面白いんだ。もうずいぶん大きくなったけどね。
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