第15話
11月××日
息子の入院先のM病院へ。手首を切ったものの傷は浅かったらしく大事なく安堵する。眠り続ける彼の手首には、ためらい傷が多く見られ涙がこぼれた。私は息子の何を見ていたのだろうと。傷は浅いが、何故か意識が戻らず医師も困惑している。幸い脳波はしっかりしているとの事。明日も病院に行こう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます