ブランチ
「熟成させたお肉をぶつ切りにして多めの油で揚げるように焼いた後、たっぷりの果実のお酒で煮込んだ肉の果実酒煮ですよ。召し上がれ!」
てらりと油が艶めく肉の塊は口内に残るであろうしつこさが想像されてげんなりする。
横に添えられているのは芋を蒸して潰した物と湯通ししたという葉物。
「コレはナイショなんですが、肉汁をお芋に絡めても美味しいですよ!」
オススメです。とどこまでも朗らかに笑う小娘に私の躊躇は届いていない。
菜園を望む裏庭の木陰に用意された簡易テーブルと椅子朝からは重めに思える朝食メニュー。げんなりする私に小娘は「もうほぼお昼ですし、昼ごろにはガートンが来ますからお手紙のお返事の準備が必要ですよね?」と笑う。
ああ。
二人に手紙を書くのか……。
朝から食べるには重いだろうと思っていた肉は思ったよりしつこくはなくて、とても悔しかった。
「果物が爽やかさとやわらかさをもたらすんですよ!」
小娘が笑顔で食後のお茶をいれている。
◻︎◽︎◻︎
『お酒/木陰/ナイショ』のキーワードを使って3ツイート以内で今日のネタを作りましょう。【フラグポイント:+1】
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