運命の悪戯

神楽優

第1話

??「〇〇様…私を置いて…に、逃げて下さい…」

俺?「お前を置いて行けるか!」

ドンッ

「〇〇!」

っ…またこの夢か、最近雪が降り積もる外、家の中は火事…その中二人の男女が焼かれる夢を見る…一人は俺?のようだ…これは、前世の記憶と言うやつなのか?

「葵!朝よー!起きてー!」

あ、俺の名前は桃蘭葵!どこにでもいる普通の中学3年生!もうすぐ高校生だけどやっと、春休み!

「はい、はい起きてるよ!」

「あ、葵今日はお母さんのお友達と食事に行くからね、ふふふ楽しみね!」

「ああ、」

「もー冷たいなぁ…」

家の家庭は母子家庭で裕福ではないが、この親バカな母親のお陰で何不自由なく過ごせている

「葵ー!出かけるよー」

「はいはい分かってますよー」

家を出るとそこにはリムジンがあった。

・・・

「えー!なんで、なんでリムジン??」

「あぁお友達がお金持ちなのよー」

お金持ちのレベルじゃないけどな…

「言い忘れてたけど…お友達じゃなくて再婚相手なのよふふふ」

「ん?ふふふじゃなくてさ、再婚相手?嘘だよね?」

「嘘じゃないわよ?あと、葵に妹さんが出来るわよふふふ楽しみー」

「い、妹?」

拝啓どこかにいる本当のお父さん

僕は普通の家に生まれ、普通に生きてきました…ですが!桃蘭葵15歳ごくごく普通の中学3年生

平穏な高校生活が壊れそうです…



つ、着いてしまった…約束の場所…

うわぁ…お、お金持ちがたくさん居そう…

「二名様ですか?」

「待ち合わせで友人が先に入っているので合流してもよろしいですか?」

「かしこまりました。13番テーブルです。」

や、やばい直ぐそこだ…

「こ、こんにちはー」

こんな挨拶…絶対引かれた、

「ごきげんようお兄様!」

な、何か引かれてない…この顔…どっかでみたことがある気がする…

「初めまして?桃蘭葵です。15歳来月で高校生です」

「同い年じゃないか葵くんはっはっは!」

豪快な笑い方だなぁ…この人何歳なんだろう。見た目は若い30代前半に見える…

「お父さんお若いですね」

「いや?そんなことないぞ?もう40歳になる」

見た目若っうちの母も若いけど全然若い

「わたくしの名前は白咲怜と申します。よろしくお願いいたします。お兄様。」

「よろしくね怜さん」

「二人はもう仲が良いのねーふふふ」

「突然だが葵くん明日から私と怜が住んでいる家とは別居してもらう」

別居してもらうベッキョシテモラウベッキョシテモラウん?聞き間違いかな?

「すいませんもう一回言ってもらってもいいですか?」

「ああ良いぞ葵くんには別居してもらう」

「はい…分かりました…」

「一人ではなく怜と使用人と別居してもらう二人には同じ学校に通ってもらうからなはっはっは!」

いや…『はっはっは!』じゃなくて!

お、俺はとんでもないお金持ちが親の再婚相手でなぜか妹と使用人と暮らすことになりました…
















初めまして!神楽優(かぐらゆう)と申します!初作品になります!僕の作品は全て不定期更新になります!気軽に読んで下さい!初めてなので評価を書いてくれるととっても嬉しいです!


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運命の悪戯 神楽優 @kagura1203

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