黄色い列車に乗って、ひとり旅に出る
小阪ノリタカ
第1話 いつもとは違う反対方面へ
いつも直属の上司に「おい、太川!お前のせいで○○になった!どう責任を取ってくれるんだ!」と毎回毎回理不尽に怒られる。別にオレ自身が仕事で何か大きなミスをしたとかではなく、明らかに上司自身のミスを、毎回難癖を付けてオレに押し付けるかのように文句を言って来る。
この度重なる上司からの意味不明な叱責で、完全に精神的に病んでしまい、「あの人(上司)から逃げたい!」という思いが大きくなり、自然と自分の足が普段の会社がある都内方面とは反対のホーム方向に向かっていた。
そして、反対方面のホームに到着していた4両編成の「黄色い列車」に飛び乗って上司から逃げるように乗車駅を離れる…
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