チョコレートを貴方に

 小さな事も満足に出来ない私だから。

「ょ……喜んで……貰える、かな……」

 これっぽっちも自信なんて無い。バレンタインに贈り物をする代わりに、せめて短くてもお話を贈るなんて。

 例によって失敗してしまう気がして、不安になってしまう。


――でも、この気持ちだけは、なんとか伝えたいから――


 特別な貴方へ。いつも有難うの気持ちを込めて。『Happy Valentine』




 <終>

――――――――――

 <後書き>


各文の最初の文字を繋げるとプレゼントの完成になります。

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