明日を思い浮かべると僕は君の笑顔を思い出すんだ 4話

@bykub

第4話

「ゆうと君は、♡体育祭でわた飴を作る係なんだよねっ!ゆうと君が作ったわた飴たべたいな(*´꒳`*)」「......。」えっ?どこからその情報仕入れたの?確かにわた飴を作る係だけどいつきちゃんにそんな事教えてないよね?「驚かせてごめんね(>_<)ゆうと君(*´ω`*)わかっちゃうんだぁ、ゆうと君のことぜ一んぶっ♡」「あらっゆうと、体育祭でわた飴作る係になったのね。お母さん初めて聞いたわよ」隣で聞いていた母さんが問いかける。「そうだよ、母さん」そうだった、母さんには今度の体育祭で僕がわた飴を作るってのは知らせてなかったんだ。トントン、その時、柔らかい小ぶりな手で肩をたたかれる。「ゆうと君のお部屋にお邪魔してもい一い?」「......。」いっ!いつきちゃんが僕の部屋に来る?!こんなに可愛い子が僕の部屋に?!多分、緊張して何も話せないけどいいのかな。「いいよ╰(*´︶`*)╯♡」いいのかよっ一!!僕は感涙の涙を流していた。


「こっ......こ...ここが...ぼくっ.....の...へや...だよ」頑張って言葉を紡ぎ出す僕。たどたどしい言葉でいつきちゃんを部屋に招き入れた。「うゎあ一!ゆうと君のお部屋綺麗だねっ!男の子らしい部屋だぁ、わたしもこのお部屋に住みたいな(๑˃̵ᴗ˂̵)」「......。」住む?!一緒に?いつっ......いつ...き...ちゃんと?!心の中でも呂律が回らなくなる。「ふふふっ、ゆうと君しゃべらなくても呂律が回ってないね♡緊張なんてもう、しなくてもいいんだよ♡ほらっ!ぎゅーっと」背後からいつきちゃんが僕の体を抱擁してくる、あったかいし、柔らかい。なんだか緊張が解けてきて安心感に包まれる。「曲がり角で初めて会った時、ゆうと君は普通にしゃべてたでしょ、その瞬間を思い出してね♪」「あぁ、そうだった。いつきちゃんに普通に話してたよね僕は」絞り出した第一声、やっと、いつきちゃんの前で声が出た。抱擁されたからか一気に楽になった。「ほらっ!はなせた(*´ω`*)」満面の笑みで僕の顔を覗く「いつきちゃん、ありがとう、抱擁してくれたおかげで緊張が解けたよ。でもさっ、何で僕の気持ちがわかるの?いつきちゃんは?」「それはねっ!内在ってわかるかな?ちょっと難しい単語だけど、ゆうと君の心そのものが私なの♡」「僕の心がいつきちゃん?それってどういうこと?」「え一っとね♡ゆうと君の魂そのものが私なの♡魂の片割れ?みたいな感じかなぁ(*´꒳`*)」「魂の片割れ?」「うんっ!この物語を作成している執筆者のカワムツさんも私たちと同じ魂の片割れなの♡外界にいるんだよね一っ!カワムツさん♪」「つまり、僕らの世界を外から観察している神様みたいな人がいるってこと?いつきちゃんもその一人?」いつきちゃんは顎に人差し指をあてて「え一っとね♡簡単な次元の説明をするねっ!私や、ゆうと君がいる世界が2次元だとしたらカワムツさんがいる世界が3次元で、カワムツさんがいる世界が3次元だとしたら神様は4次元か5次元みたいな世界にいるの(*´꒳`*)」「それは、僕でも理解できるよ。なんとなく」「カワムツさんはね一っ。私を神様みたいな位置づけにしたいみたいなの」「そのカワムツって言う人はいつきちゃんと同じ神?「違うの♡。カワムツさんは3次元で生きてるただの人間で、私や、ゆうと君がいるこの世界を2次元的に文章で綴っているみたい╰(*´︶`*)╯♡」「な一んだ。僕でも、できるよ!小説を書くことくらい。簡単じゃん。」「私の言葉もゆうと君の言葉もそれからねっ♡心の中も。ぜ一んぶっ、カワムツさんの想いで動いてるの╰(*´︶`*)╯♡」「カワムツって人の想いかぁ、その人も僕たちと同じ人間なんだよね?」「そうなの♡3次元にいる人の想い♪次元は違うけどねっ、同じ人間なの(*´꒳`*)カワムツさんはねっ」「あとさっ、カワムツって名前で思い浮かんだんたけど、カワムツって確か、川魚の標準和名じゃなかったけ?」「そうだよっ♪ゆうと君の言う通り、川魚のお名前なの♡」「僕は魚は嫌いだ、骨がいっぱい付いてるし生臭いしね、食べたくないわ一。ましてや川魚なんて」「ゆうと君はお魚が苦手だったよねっ╰(*´︶`*)╯♡お魚を大切にしてる証拠だねっ!(*´꒳`*)でもでも、カワムツさんは川魚が大好きみたい♪自然の香りがするから好きなんだって一っ♪」「あんな生臭い感じの川魚がいいのかよカワムツって人は笑。自然かぁ、魚の体臭って自然の匂いなんだ笑」「あっ、それとねっ♪自然といえば、明日はいろんな地域でオ一ロラが観測されるみたい♡」「オ一ロラかぁ、見れたら綺麗だろうな一。てっ?!それ!、またいつきちゃんの予知?!」「明日はゆうと君と一緒にオ一ロラを眺めたいなぁ♪二人で......。ねっ!ゆうと君╰(*´︶`*)╯♡」「オ一ロラをいつきちゃんと一緒に眺めるなんて、想像するとなんかロマンチックだよ」「ゆうと君はねっ♪明日、オ一ロラを眺めてる時に私に膝枕してるの♪」「ひっ膝枕?!いつきちゃんの体に顔をくっつけて寝てるの僕は!想像するだけで、なんか興奮して鼻血がでそうになるよ」「私のことがそんなに好きなんだねっ♡嬉しい(*´꒳`*)」「僕もいつきちゃんに明日、膝枕してるらしいから嬉しいよ、ほんと」「私とゆうと君の嬉しい気持ちが一緒だねっ(*´-`)」「そうだな、嬉しいって言う感情のカテゴリーが一緒だ」「今日から昨日に戻れる私はねっ♪明日を思い浮かべるとゆうと君の笑顔を思い出すだぁ╰(*´︶`*)╯♡」「明日はいつきちゃんの目の前で僕は笑顔なんだな笑」いつきちゃんからすると、未来の笑顔が過去の地点で、未来を思い出してるってことになるのかな?未来→過去。僕たちは逆で過去の笑顔が未来の地点で思い出したりするんだよね一。過去→未来。

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