嗚呼!いつの世も恋は曲者よ
かぐや薫子
星々の瞬く夜空に恋願えば、波に消えゆく泡沫の夢
輝く星々のように清廉な瞬きを繰り返す濡れ羽色の瞳に見惚れた。
その横顔を見つめるたびに胸が苦しくなる。
そう思う程に惚れてしまったのだ。
瞳にうつる全ての景色が、桜吹雪が通った道のように色鮮やかに世界を染めていった。美しくも儚い無垢な恋心など、この身を破滅に導くだけ。
醜い感情に押しつぶされるくらいならいっその事泡沫の波に攫われたい。
嗚呼!世界がどの色にも染まらないのならば、私はただ貴方の色に染まりたいのだ。
常識と
繰り返す、報われぬ恋と桜道。
それを想うは貴方だけー
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