八月十五日、晴れへの応援コメント
カワセミさま、こんにちは。
私も佐藤様と同じで、最後に自分の始末をする、というところにドキッとしました。
私もこちらの主人公と同じで子がおりませんし、更に残念ながら配偶者もおりませんので、最近銀行から遺言書を書けと言われている私にとってはリアルに感じられました。
ただこちらの物語の二人はお互いに思いやって暮らしているので、そこは救われた気が致しました。
先の大戦で亡くなった方々、最近亡くなった身内のことを考えましても、今を精一杯生きるのが生きている者の役目かと改めて思いました。
有難うございました。
作者からの返信
雀様
コメント頂戴しまして、またいつも拙作を御覧いただきましてありがとうございます。ご評価とお星さまを賜りましたこと、感謝申し上げます。
今作は、私自身と身近な三人の友人の経験と現状を取り混ぜておりまして、ミックス私小説の様相と、フィクションに昇華し切れない未熟さとがあります。にも関わらず、今書かずにはいられない衝動のままに投稿したという次第です。
それをこのようにお読みいただいた事、ご感想までいただけるありがたさ、本当に光栄の至りです。
雀様の遺言書作成のお話、私の周囲でも聞きます。
この先の人生を前向きに生きやすくするための手段なのはわかっていますが、メンタルを削られるのも事実ですよね。
始末、と言ったのは主人公の強い実感が籠もった言葉でしたが、それを結論に組み込むのは私の本意ではありませんでしたため、希望を持たせた終わりにしました。救いがあると評していただけてホッとしています。
戦争はあまりに大きな出来事ですが、仰る通り、身近な人が去ってそれを背負っていくのは、今生きる我々の役目であり、また、去った人々が我々に残してくれた愛情の余韻という気もします。どうでもいい人には何の義務感も起こりませんので。
ありがとうございました(*^^*)
八月十五日、晴れへの応援コメント
カワセミさま
こんにちは。
なんだかもう、同世代あるあるでして、読む箇所読む箇所「それそれ、それだわ……」としんみり振り返ってしまいました。
最後に自分の始末をする……そうです、それが一番不安で怖いです。最終的には「仕方ねえわ!」と開き直って周囲に迷惑をかけざるを得ないのかなとも思っています。
お墓参りに何を持っていこうかと相談する成美さんと良介さん。まだまだ自分たちの生活の手綱をしっかり握れているのですね。今をしっかり楽しむことの大切さを改めて感じさせられました。
作者からの返信
佐藤宇佳子様
本作をお読みいただきまして、またお星さまとレビューもいただきまして感謝申し上げます。ありがとうございました。
「年を取るのが奥深い」と言い表して下さいまして、私が常に意識して作品のバックグラウンドにしている所でしたので、汲んでいただいて、とても嬉しかったです。
若さが素晴らしいのは当然ながら、若さだけが全ての価値基準であるだけでは味気なく、その外側にも別の素晴らしい世界が広がっているのだと、表現したいと考えているので、そこを触れていただきまして本当に感謝しております。
また「お楽しみを開封」とは、これは言いえて妙だと感じました。また、自分がそれまでどのように自分自身を生かしてきたかの答え合わせでもあるのか、と思いが至り、とてもいい言葉であるとともに、確かに大人らしい責任もつき纏う言葉なのだとも納得しました。
それでいて、努力でも偶発でもどちらにしても結果というお楽しみがやってくる、というのは、なるほど大人らしい遊び心も見え隠れして、総じて、佐藤様の素晴らしいレビューによって拙作が数割増しで格上げしていただけた、とただひたすら感謝しかありません。
ありがとうございました(*^^*)
また、コメントにては、あるあるをと頷いていただけてありがたいです。自分自身の最後は考え込んでしまうとひたすら悩ましくなっちゃいますよね^^;
仰るとおり、成美さんと良介さん夫婦は幸いに自分たちをコントロールでき、話し合えている様子なので、成美さんの懸念もいずれ夫婦で話し合って、妥協点を探っていくのかな、という気持ちにさせていただきました。ありがとうございました!(*^^*)
八月十五日、晴れへの応援コメント
こんにちは、コメント失礼致します。
若かりし頃、自分が親になり、年寄りになって、いつか亡くなる…そんなことは上手く想像出来ませんでしたし、遠い遠い先のことだと思っていました。
それが気付くと、親を送る歳になっていて、子は随分大きくなりました。
この物語を読ませて頂き、私は今まで何ができたかな…と考える次第です。誇らしいことは本当に数少ないですが、いつか逝く日まで、今日を大事にしたいなぁとしみじみ感じました。
長々失礼致しました。
読ませて頂きありがとうございました。
作者からの返信
幸まる様
こんばんは。
拙作をお読みいただきまして、またお星さまを賜りましてありがとうございます。
仰るとおり、日々を生活している内に、自分自身の変化に気づく暇もなかったり、ある時変わりように愕然としたり、また、自分を取り巻く人々の変化によって自分自身の立ち位置を思い知ったりするものですよね。
日常生活に追われていると今日を大事にするのもなかなか大変ですが、自分が逝く時に振り返って後悔が少ない終わりであったら、と思います。
少しでも共感いただけたのでしたらとても嬉しいです。
ありがとうございました(*^^*)