時代は人の感性を勤勉にする
10月に入ってから、体調が安定せず床に臥せってました。秋は好きな季節だと思ってましたが、勘違いだったようです。これだったらまだ、夏の方が良いよ…。
さて、今日は音楽のお話。最近になって米津玄師さん、いいなぁと思うようになりました。最近の歌手さんは、勉強不足なのであまり聴いてないんですが、これがどうして。
米津玄師さんはいったい何がいいんだろうと考えたとき、やはり歌詞に言及せざるを得ない。文学に精通しているという米津さん。なるほど、これは納得ですね。
この語彙力は凄まじい。普段歌詞など気にも留めない僕が、初めて歌詞に注目しました。これは相当な革命なのです。この語彙力の高い歌詞を惜しげも無く。
これは無意識でも、感受性に訴えるというものです。BUMP OF CHICKENさんから革命が起きたと言いますが、成程納得。これで歌詞の重要性を初めて認識しました。
まさに壁をぶち破ってくれました。ありがとう米津さん。音楽を聴く楽しみが増えましたよ。さて、このあとに平成の時代の曲を聴いてみると…。
何というかスカスカな印象。学が無いというのは言い過ぎですが、薄っぺらい印象。昔のフォークソングの様なメッセージ性が失せたように感じます。
そりゃ歌詞に引き付けられないなぁ。メロディ重視と言えば聞こえはいいですが、まだまだ歌詞が甘い。そうか、日本の歌はここまで進化したのか…。
かといって、進化したのは歌詞だけでなくメロディも。これはもうボカロのおかげと言う他ないでしょう。人間ではとても歌えない…はずだった曲たち。
それを人間が歌い、人間を進化させてくれた。今の時代AIや機械の進化が著しいですが、人間もちゃんと進化してますね。まだまだ、捨てたもんじゃないぞ、人類。
でも、ただ歌いにくい曲ではないんですよね。難解だけど、感受性豊か。ここに練りに練られた歌詞がのっかって、人の魂のこもった声が乗る。これは凄いことですね。
これは、確実な進歩です。ここまで諦めないで、生きていて良かった。この時代を生きれて本当に良かった。それを音楽が、歌が思わせてくれます。人生観が変わったかな。
ん?え、今日、衆議院選挙?…えーと…。夜にでも行ってきます。はじめは棄権しようかとも思いましたが、やはり行かなきゃね。こんないい歌のある国の国民ですから。
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