#003 飯の友にシーチキン

 表題通り、好きなんですよ。美味しいよねシーチキン。僕は幼少の頃からしょっちゅう食べてます。


 最近ちょっとお高いですが、これは必需品。類似品もイケるでしょう。


 だいたいは、ご飯に乗せ軽く混ぜ、醤油をかけていただくのがスタンダード。


 ラー油をたらしていた時期もありました。最近やってないかな。


 他にも、醤油の代わりにふりかけでもよし。最近ですがウスターソースでもいけますね。


 ただ意外にも、マヨネーズはやらないです。まーた、マイノリティっぽいとこが出ましたね。


 好きといっても、これ以外の食べ方は…しないか。…そうか、そうだよな。


 好きといいつつ、冒険はしてないな…。他の料理に使うでもなく、油をきってそのままか…。


 これは本当に愛好家と名乗っていいか、不安になって来たぞ?


 今回シーチキンをお題に選んだ時、ぞろぞろと文字が湧いて出るだろうと思ってましたが、さもありなん。


 意外と、浅いなぁ。全然掘れやしないなぁ。トーストにシーチキン?いや、ウチは米派だからトーストは食べないし。


 総菜パンでシーチキンマヨネーズ…うーん、ないなぁ。おにぎりの具のシーチキンマヨネーズがギリ。


 でも最近はもっぱら鮭。…本当に好きなのか?好きといって差し支えないか?


「裁判長!!被告人は明らかにシーチキン好きとは断定できません!!」


「異議あり!!彼は毎朝食べてるんです。それだけで十分シーチキンフリークと言えるはずです!!」


 ああ、頭の中の検察官と弁護士が議論している。弁護士不利だ、これは。まずい、まずいぞ。明らかに裁判官の心証が悪い。


「ですが、被告人はシーチキンが無いと米が食べられないほど、重度のシーチキンフリークなのです!!そこは考慮されてもよろしいかと!!フリークというかエアー、空気のような関係なのです!!」


「判決。どーでもいいよ、もう」


 あ、裁判官が匙投げた。


 そうだよなぁ。美味しいんだから、好きとかマニアとかフリークとか無粋だよなぁ。と、いうことで。


 え、お味噌汁に入れるとかもあんの?うわー、本当に?まだまだ程度が低いようです、僕ぁ。


 世の中には更なる強者がいるようです。ちょっと検索してみましょう。…おお、出てくる出てくる。


 皆、工夫してるなぁ。でも…なんか違う。


 無理しちゃダメってことですね。プレーンで愛していきます。お手軽飯の友シーチキン。これからもよろしく。

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