第2話 夫と、育児休暇
まず初めに、この話を思い出してしようと思う。
そう、我が子を出産する際、夫は
「会社にそういう規約や規定があるのなら、もぎ取ります」
と言って、男性でありながら育児休暇を『半年』もぎ取ってきた。
当時会社では、男性が育児休暇を取るのは初めてだったらしく
それはもう、てんやわんやになったそうだ。
が、本人気にした様子もなく限界ギリギリまでもぎ取った。
恐るべき行動力。
出産は無論立ち合い出産に挑み、毎日高速使って1時間半
一日2回とかで通ったりしながら入院中も息子と私を気遣い
帰宅後は、特性カレーを作り上げた夫。
出産でボロボロだったこともあり、美味しいカレーでした。
思い出のカレーです。
さて、この半年の育休の間どうなったのかと言えば。
シッカリ育児してくれました。
洗濯物もしっかりと。
私と寝ると、ミルクの匂いで「ふんぎふんぎ」と泣いている息子も
パパと寝るとスヤスヤ。
とは言え、息子は夜泣きをしない子でした。
月に1回あるだけ。
その日を「大型バージョンアップの日」と呼んでました。
そりゃ途中は大変な事もありましたが、今も感謝しております。
流石夫やでぇ!!
そして、育児休暇がきれて会社に行く時は
それはもう
この世の終わりかと言わんばかりに絶望してました。
嫁と息子と離れたくない夫を何とか送り出した懐かしい思い出w
そういう姿を見ると、惚れ直しますよね。
呆れるとかそういうのじゃなくて、こう、夫萌えというか。
産んで早々、二人目を考えた瞬間でもありました。
(子は一人っ子ですが)
帰宅してきた夫は「走って帰ってきた」と言っていたので
余程だったんでしょう。
そういう所もポイント高いです。
素敵です。
パパとして夫として花丸二重丸です(*'▽')
と、いうまず最初の惚気でした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます